更年期特有の不調は気が滅入るものですね。
積極的な養生を心がけましょう。十分な睡眠に適度な運動、そしてバランスのよい食事をきちんと摂ることです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、手軽に更年期に必要な栄養素が摂れる缶詰をご紹介します。
■デリケートな時期のからだは、食べて整える
不調の原因のひとつに、必要な栄養素が足りていないことが考えられます。
特に更年期のからだはデリケート。
疲れや忙しさから、食事がおろそかになることのないよう、からだの元気を支える栄養分は毎日おぎなっていきましょう。
■更年期が摂るべき缶詰
(1)大豆の水煮缶
大豆には、更年期の不調対策に欠かせないイソフラボンが含まれています。
不快な症状はエストロゲンの分泌が減ることで起こりますが、イソフラボンはエストロゲンに似た働きをもつ成分です。
すでに食べやすく煮てあるので、サラダに散らしてそのまま食べたり、煮物や炒め物に加えたりしてもいいでしょう。
(2)たけのこの水煮缶
更年期の不調の対策には、腸活も重要です。
腸内環境のよさは、ホルモンバランスにも関連していることがわかっています。
たけのこの水煮缶には、十分に摂りたい食物繊維が多く含まれているほか、むくみの予防・改善に役立つカリウムも含まれます。
また、更年期にはイライラや落ち込みといったメンタルの不調も起こりがちですが、たけのこに含まれているチロシンという成分には、ストレスを和らげる働きが期待されています。
下ごしらえに手間がかかる食材ですが、水煮缶があれば、日常の料理に取り入れやすいでしょう。
(3)なつめの甘露煮缶
更年期の不調を和らげるためには、からだを温めて血行をよくすることも心掛けたいものです。
なつめには血流を整えて冷えを改善する作用や、更年期の不調の改善を助ける働きも期待されています。
さらに貧血を予防する効果もあるので、女性にとっては嬉しい食材です。
お茶請けにするのはもちろん、ヨーグルトやシリアルに添えるのもいいでしょう。
しっかりと過不足なく栄養が摂れていると、不思議に安心して過ごせるものです。食事に時間がかけられないときでも手早く食べられる缶詰の活用で、ゆらぎがちな毎日を健やかにお過ごしください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※更年期にホルモンバランスは変化する!自律神経の乱れを整える食べ物やハーブとは – 大正製薬
※分かってもらえない、この疲れ もしかして「更年期疲労」? – 大正製薬
※更年期のイライラ…腸内細菌の働きで改善!? – ビオフェルミン製薬
※たけのこは便秘改善効果がある?栄養素や1日の摂取量の目安を解説 – 健栄製薬
※イソフラボン – わかさ生活
※チロシン – わかさ生活
※冷え性の改善につながる食べ物や飲み物はある? – 大正製薬
※大棗(たいそう)ナツメ – わかさ生活