更年期はさまざまな体の変化や不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
体調管理や美容に役立つ、必要な栄養は積極的に摂りたいところです。
管理栄養士の筆者が、更年期世代の女性が摂るべき栄養と、忙しいなかでも美味しく簡単に栄養を摂る方法をご紹介します。
■更年期世代が摂りたい栄養素
更年期は、女性ホルモンのバランスの変化が原因で、体や心にトラブルを抱えがちです。
そんな更年期女性に特有の悩みに、おすすめの成分があります。
タンパク質
タンパク質は、筋肉や血管、肌、髪などの材料です。
十分に摂取することで、若々しい肌や髪を維持でき、筋肉量UPによる基礎代謝向上で、ダイエットにも役立ちます。
イソフラボン
更年期は、女性ホルモンの分泌が急激に減少することで、体や心に不調をきたすといわれています。
イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをすることから、更年期特有の不調を軽減させられる可能性があります。
トリプトファン・GABA
トリプトファンはアミノ酸の一種で、精神を安定させる働きがある「セロトニン」の分泌を促します。
女性ホルモンの分泌が低下すると、セロトニンが低下することがわかっており、更年期の不調には積極的な摂取が求められます。
GABAもアミノ酸の一種で、副交感神経を優位にすることでリラックス効果をもたらし、睡眠の質を高めてくれます。
■『つやプラ』が40・50代に嬉しいプロテインを開発！
40・50代の不調に摂りたい栄養素は多いですが、「日々こんなに多くの種類を摂るのは難しい……」と思う方も多いでしょう。
そこで、『つやプラ』が40・50代のためのプロテイン『CHANGE PROTEIN（チェンジプロテイン）』を開発しました。
イソフラボンを多く含む大豆由来のソイプロテインが原材料で、1杯飲むだけでタンパク質15.5gを摂取できる優れものです。
タンパク質をしっかり摂取すると満腹感を得やすくなるため、食べ過ぎを防いでダイエットにもつながります。
1杯97kcalとカロリー控えめなのも、嬉しいポイント。ダイエット中の人でも、小腹がすいたときに安心して飲むことができますよ。
美容サポート成分・ゆらぎ期に嬉しい成分も
『チェンジプロテイン』には、タンパク質以外にも、「ヒアルロン酸」や「コエンザイムQ10」「コラーゲン」など、美容に役立つ栄養素が含まれています。
また、アラフィフ女性特有の“ゆらぎ期”に役立つ「マカ」や「トリプトファン」「ローヤルゼリー」などが入っているのも、嬉しいポイントです。
■好みの味で美味しく飲もう！水・牛乳・豆乳・オーツミルク飲み比べ
積極的に摂る栄養素は、簡単に、そして美味しく続けたいですよね。
「濃厚抹茶味」「ほうじ茶ラテ味」「ココア味」の3種が展開されている『チェンジプロテイン』は、水で割っても美味しいのですが、牛乳・豆乳・オーツミルクなどの飲み物で割るのもおすすめ。
そこで今回は、それぞれの味を、水・牛乳・豆乳・オーツミルクで飲み比べをしてみました！ 感想をご紹介しますので、自分好みの飲み方はどれか、ぜひ参考にしてください。
※プロテインの濃さは、粉の分量で調節してみてください。
(1)「濃厚抹茶味」飲み比べ
水割り
抹茶味は、水で割ると甘さをしっかり感じつつ、抹茶のほろ苦さも感じられました。
飲み口はさっぱりしていて、もったりした感じが苦手な人におすすめです。
牛乳割り
牛乳で割ると、水割りよりもまろやかになり、甘さが控えめに感じました。
甘いプロテインや、シャバシャバしたプロテインが苦手な人に向いています。
豆乳割り
豆乳割りは、牛乳割りと同じくらいまろやかで、豆乳の風味は抹茶によって強くは感じられませんでした。
まろやかな飲み口が好みな人におすすめです。豆乳が苦手な人でも、飲みやすいと思います。
オーツミルク割り
オーツ麦の風味をほのかに感じながら、マイルドな甘さを楽しめました。
クセがないため、ミルク割りの中でも飲みやすいと感じました。
(2)「ほうじ茶ラテ味」飲み比べ
水割り
ほうじ茶の甘さとほろ苦さを最も感じられ、飲み口はさっぱりしていました。
濃いめのお茶が好きな人や、ほうじ茶の香ばしさが好きな人におすすめです。
牛乳割り
牛乳で割るとまろやかな甘さになり、水割りよりも甘さ控えめでした。
ラテのような感覚で、飲みやすく感じました。
豆乳割り
さらっとした飲み口で、大豆の香りをほのかに感じられるものの、ガツンと豆乳感はないため、豆乳が苦手な人でも飲みやすいと思います。
オーツミルク割り
麦の香りがほのかにして、サラッとして飲みやすかったです。
甘さもほどよく、ヘルシーで飲みやすいプロテインという印象でした。
(3)「ココア味」飲み比べ
水割り
“サラッとしたココア”という印象で、プロテインであることを感じさせない美味しさでした。
プロテイン初心者には、ココア味がはじめやすいかもしれません。
牛乳割り
ミルクココアのような味で、甘みは水割りよりも少なく、まろやかで飲みやすく感じました。
飲みごたえもあるため、甘いものを欲したときの間食などに良さそうです。
豆乳割り
ほのかに豆乳の風味を感じ、マイルドな甘さに仕上がりました。
ココア味がしっかりしているため、豆乳が苦手でも飲みやすく感じられると思います。
オーツミルク割り
麦の香りとココアの香りが絶妙にマッチ。
適度な甘さとマイルドさが、とても飲みやすく感じられました。
タンパク質やイソフラボンが手軽に美味しく摂れる『チェンジプロテイン』。どの味も飲みやすく、割り方によって味の変化も楽しめるため、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
（フリーランス管理栄養士 今井 尚美）
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【参考】
※セロトニン – 厚生労働省
