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赤さ=甘さじゃない!「いちご」の味を堪能するポイント4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

クリスマスといえばいちごのショートケーキ。これから年末にかけて、いちごを口にする機会も増えるでしょう。いちごの赤い色は目に鮮やかで、見ても食べても楽しめます。もちろん、いちごだけで食べても美味しいですよね! でも、うちで買ってきたいちごはたまに酸味が強すぎて、ガッカリすることもあります。今回は料理研究家の筆者が、「いちごの味を堪能するためのポイント」をご紹介します。

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■1:ヘタが反っているものを選ぶ

いちごの実は「赤いほうが甘い」と考える人も多いのですが、必ずしもそうとは限りません。選ぶ際に注目すべきは、ヘタの部分です。ヘタが実に張り付いているものではなく、緑が鮮やかで上に反っているのが、よく熟しているものです。

■2:洗いすぎに注意

いちごはあまり洗いすぎると水分を吸って、風味が悪くなります。農薬の基準も厳しくなっているので、それほど洗わなくても問題ありません。また、ヘタを取って水にさらすと味を損なうだけでなく、その部分から栄養が逃げてしまいます。ヘタを取らずに洗うようにしましょう。

■3:追熟しないので早めに

いちごは収穫後にしばらく置いておくと、赤みは増しても、甘くなることはありません。それは追熟しないからです。甘さの基準になるのは収穫時の実の赤さであって、現在の色合いではないんですね。味は最初の状態のままなので、早めに新鮮な状態で食べるようにしましょう。

■4:ヘタのほうから先端に向かって食べる

いちごの実は、ヘタのあるほうから先端に向けて甘みが強くなっていきます。ですから、先端から食べると、最後に酸味の強い部分を食べることになり、後味が悪くなります。ヘタのほうから食べることで、甘みを感じやすくなります。

いかがでしたか? いちごの味を堪能するのには、こんな方法があるんです。小さいからといってパクパク口に放り込んで食べるのではなく、一粒一粒よく味わって食べてください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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