毎日暑い日が続き、休みの日には一日中家に居ることも。夏バテに負けずに、元気の出るものを食べて、街に繰り出しましょう。元気が出る食材と言えば、代表的なものはにんにくです。風味づけとして用いられることの多いにんにくですが、そのまま食べればさらに栄養が得られます。今回は、料理研究家の筆者が「にんにくをそのまま美味しく食べる方法」をご紹介します。
■いいにんにくを選ぶポイント
見た目にハリがあってズッシリと重みがあるものは、よく水分を含んでいて新鮮なものです。あとは軽く握ってみて、皮と実の間にあまり隙間がないものを選ぶといいですね。
■1:ビンにつめて醬油漬けに
むいたにんにくをビンに入れ、醤油を入れて漬けるだけ。生の場合は1ヶ月ほどかかりますが、レンジで加熱してから使うと2週間ほどでできあがります。そのまま食べてもよし、刻んでチャーハンの具材に混ぜて使ったりもできます。
■2:アルミ箔に包んで蒸す
にんにくを皮付きのままアルミ箔に包んで、オーブントースターに10~15分程度かけると完成。ホクホクのにんにくのできあがりです。皮もむきやすいのでとってもお手軽。塩や醤油、味噌などをつけて食べると絶品です。
■3:油で揚げてジューシーに
フライパンに油を入れ、むいたにんにくをシンプルに油で揚げます。キツネ色になるぐらいまで揚げれば完成です。取り出してキッチンペーパーなどで油を取ってください。外はカリッと、中はジューシーな仕上がりです。
■4:酢漬けにして酸味を加える
瓶にむいたにんにくを入れ、酢を入れて1ヶ月程度冷暗所で保存すればできあがりです。酢は、米酢やりんご酢などを使うといいでしょう。にんにくが青く変色する場合がありますが、カビではなく害はないので食べても問題ありません。残った酢はにんにく酢といって、最近流行していてさまざまな料理に使えます。
いかがでしたか? にんにくを食べてパワーアップ。これで暑い夏も元気に乗り切れそうですね。ただ、にんにくはどうしてもニオイがあるので、大事な人と会うような日は、控えたほうがいいかもしれません。
(料理研究家 オガワチエコ)
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