2014年12月16日
スタイリストが解説!30代「冬の着膨れ問題」の解決方法&着やせ裏ワザ
寒い寒い冬の最大のお悩みといえば、“着膨れ”。着膨れしたくない! …けど、冷えや寒さが気になってどうしても厚着してしまう。できることなら着痩せしたい! でも薄着は耐えられない! そんな30代40代の大人女性のために、お悩みの解決方法・裏技をご紹介したいと思います。
■「着膨れ」の対策方法2つ
寒いからといって、お洋服を何重にも重ねていませんか? 通常のお洋服を重ねることが一番の着膨れ原因。しかも今年の着こなしトレンドは、レイヤード(重ね着)ではありません。こちらを解決する方法は2つ。
1.トレンドも手に入るタートルを1枚で!
今年は、タートルネックやハイネックなど、「首がつまったトップス」の近年稀に見る当たり年。ストールやマフラーで証明されているように、首がしまっているだけで随分と暖かく感じるもの。色々と重ね着するのはやめ、ヒートテックなどの機能性インナーの上に。タートルなどの首がつまったトップスを1枚で着ましょう! 首回りにボリュームのあるデザインのものも多く発売されており、おしゃれで暖かいので一石二鳥です。
2.本当に寒い日は「貼るカイロ」活用
それでも寒くてどうしようもない日がありますよね。そんな時は重ね着する前に、お腹や背中や腰に貼るカイロを。これはファッション誌などの撮影現場でも使われている裏技です。ポイントは、お腹や背中周りを温めること。そうすると少々薄着でも暖かく感じるんです。お洋服を重ねないので着膨れする心配ナシの最終手段です!
■「着痩せ」の裏ワザ2つ
厚手のお洋服が増えるこの季節でも、できることなら着痩せしてみせたいのが女心。ほんの少しの工夫や心がけでそれができるようになるんです!
1.上半身スッキリ見え!「リブ」の底力
この冬はビッグシルエットなど、ゆとりがありオーバーサイズ気味のニットをはじめとするトップスがトレンド。ただ、体型をカバーしてくれているようで、実は太って見えるかも…というスレスレのアイテム。その中で、もっともすっきりとしたシルエットを作ってくれるのが「リブ」とよばれる細かい縦線が施されているもの。さらにご自分の体型に適度に合ったものを着れば、より着痩せ効果がありますよ。
2.冬こそこだわって!下着の重要性
着痩せする上での最大のポイントといっても過言ではないのが下着。「冬だから」「見えないから」と気を抜いてきちんとした下着をつけていない人は案外多いと思います。しかし、これでは着痩せは絶対無理です。ニットでも意外と下着の線や体のラインは見えるもの。バストが適切な位置よりも下がっていると、それだけでだらしない体に見え、結果、着太りして見えてしまいます。「冬だからこそ」ジャストサイズの下着をつけましょう!
無理なく寒さもしのげて着膨れしない、着ヤセ技を駆使して、寒い冬を楽しくおしゃれに乗り切っていきましょう!
(スタイリスト/ライター 森田文菜)