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カン違いは損!「炭酸美容の効果を最大限」取り入れる方法とルール


髙橋弘美

炭酸美容の2大効果のひとつは「肌の血行促進」。そしてもうひとつは、皮脂などの汚れを取る「洗浄効果」。炭酸美容は、誰でもカンタンに取り入れることができます。せっかくなら、正しい方法で効果を実感しましょう。そこで、炭酸美容を15年研究している筆者が、正しく炭酸美容を取り入れるための4つのルールを紹介します。

■「純炭酸水」を使うこと

炭酸美容の基本は、もちろん“炭酸水”。炭酸飲料(ソーダ)のことではありません。ソーダには糖類や着色料、香料など二酸化炭素以外の成分が入っているため、向きません。純炭酸水には、レモンやオレンジといった柑橘系の香料など、フレーバーを添加したものもあります。肌への刺激を考え、シンプルな無味無臭の炭酸水をご使用ください!

 

■炭酸は「高濃度」をチョイス!

炭酸水にどのくらいの二酸化炭素が溶け込んでいるかは、効果を決める大切な要素。では、どんなものが高濃度なのでしょうか? たとえば、ペットボトルの炭酸水は、開栓後の濃度はかなり高いです。刺激が強いと感じる方は、少し気のぬけた状態の炭酸水を使うといいでしょう。開栓してから数時間であれば、高濃度と言えます。開栓後すぐにコップに移す、桶に注ぐなどすると、濃度は下がりますのでお好みで調節してみてください。いわゆる「気が抜けた炭酸水」でも美肌効果は十分! 余った炭酸水は捨てず、美容に利用しましょう。

 

■用途によって炭酸水を使い分ける

炭酸水は2つの種類があります。

(1) ペットボトルに入った炭酸水をそのまま使用するペットボトル式(お顔に使用する場合)
(2) 重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸で炭酸水を作る反応式(頭皮、ボディー、浴用として使用する場合)

反応式の場合は、重曹10gとクエン酸8gを、40℃以下のぬるま湯4リットルに溶かせば、カンタンに高濃度の炭酸水が作れます(これは飲めません)。反応式を用いる場合は、まず重曹をよく溶かしてから、クエン酸を入れ炭酸ガスを発生させます。また、湯温は40℃以下を守ってください。炭酸は逃げやすいので、かき混ぜなければ濃度も下がらず、効果が持続します。

 

■ミストより「パック」がオススメ!

効果的な炭酸美容と言えば、ミストよりもパックです! ミスト状は散布すると、炭酸ガスが顔に届く前に空気中に逃げてしまいます。よってジェルパックやシートマスクのような形状の方が、しっかりとガスを肌に届けることができます。炭酸ガスが皮膚を通り血管に入っていくことで血流がアップし、美容効果があるので、「炭酸ガスを肌に浸透させること」が何よりも大切!

せっかく取り入れるならぜひ覚えておいていただきたい4つのルール、いかがでしたか? 正しく炭酸美容を取り入れ、全身の美にお役立てください。
(炭酸美容家 髙橋弘美)

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