2017年11月20日

京のホテルでアート鑑賞!?大人の心を満たす「祇園旅」とは

トラベル

原田かれん

京都は、国内外でツーリストから絶大な人気を誇る魅惑の観光地。中でも昔からの面影を残す美しい街並みの祇園は、外せない観光スポットです。

その祇園に、「美術品を愛でるホテル」ART MON ZEN KYOTOがオープンしました。今回は、アラフォー世代におすすめしたい「大人の祇園旅」をご紹介します。

■美術品と共に歩んできた街並みに登場した貴重なホテル

古くから親しまれている祇園の町。歴史ある街であるがゆえに、ホテルが少ない地域でもあります。地元古美術商のプロデュースにより、この歴史ある地域にホテルが誕生しました。

ART MON ZEN KYOTOのある古門前通りは、美術商街としても知られ、格式高い美術商が軒を並べる美術の町です。アートに触れ合いながら、旅を楽しむことが出来ます。

客室は全部で15室。天井は3メートル近くあり、趣ある街並みからは想像できないラグジュアリーな造りのホテルになっています。

ジャグジー付きのタイプから、2階建てメゾネットタイプのものまで、個性豊かな客室が揃っているのも注目のポイントです。

■京都旅で祇園に泊まるという贅沢

京都は、バスに電車にと交通機関が整備された便利な街です。祇園の街も様々な交通機関が整備されていますが、一人旅や女子旅におすすめなのが、清水寺から祇園への散策ルートです。

京都駅から清水寺までは、バスで10分前後。そこからは、徒歩で散策をすることが出来ます。清水寺をお参りした後は、お土産屋さん巡りをしながら清水坂を下り、「祇園さん」とも呼ばれる八坂神社へ。

賑やかな四条通りにはレンタル着物店も多く、着物で町散策を楽しむ観光客が数多く見られます。また、飲食店も多いので京都グルメを楽しむのも良いでしょう。

次に四条通りから、北に進み巽橋へ。花街風情を色濃く残す白川通り沿いでは、ゆったりとした時間を感じることが出来ます。どこを切り取っても絵になる風景なので、写真スポットとしてもおすすめです。

花街を抜けていくと美術の街、北祇園へ。鴨川沿いには古くからの「和」と現代の「モダン」を融合させたおしゃれなギャラリーカフェなどが立ち並びます。

お抹茶を頂き、アートを鑑賞しながら一休みできるカフェがあるのも、祇園らしい特徴です。

北祇園の街は、ゆったりと時が流れる静かな趣ある町。町の喧騒から離れ、あえて祇園に宿をとるというのも大人ならではの贅沢な選択です。

■美術品を愛でる、美術品と暮らす祇園旅

ART MON ZEN KYOTOの大きな特徴は、館内のいたるところに展示されている美術品です。古美術商がプロデュースしているからこそ、美術品を見るだけでなく美術品と暮らす事が出来る「アートギャラリーの新しい進化形をイメージしたホテル」になっています。

また、見どころは美術品だけではありません。美術品を展示する展示台を始め、室内のインテリアまで、随所に京都の老舗工務店の職人の技が詰め込まれており、ホテル全体がアートを体感する空間に仕上がっています。

■おこもりにもおすすめ！すべてを忘れてデトックス

旅の過ごし方は多種多様。ホテルにこもって自分らしい時間を過ごすのも、トレンドの旅スタイルです。

世界的にも知られる「禅」。ART MON ZEN KYOTOには、自己を見つめる「MON ZEN」の意味も込められています。

天井には大きな加湿器、ゆったりとした広さのバスルーム、特別設計のハリウッドスタイルのベッドを完備。アメニティーには、フランスの自然派スキンケアブランドの「オムニサンス・パリ」のアイテムが採用されています。

「和」と「洋」の調和した心地よい空間。

プラネタリウム設備も装備され、非日常的なホテルステイを楽しむことが出来ます。

■メインダイニングにも注目！祇園の新名所になる予感

ART MON ZEN KYOTOのメインダイニングには「37 Grill – Bar＆Lounge（サーティーセブングリルバーアンドラウンジ）」が、来たる12月1日にオープン。東京六本木の人気ステーキハウス「37 Steakhouse＆Bar」などで知られる株式会社スティルフーズがプロデュースするレストランです。

上質な肉や魚介、京野菜を中心とした野菜をグリルしたお料理を提供。職人技が光る赤身の熟成肉の料理や、ベジタリアンにも対応できる野菜料理など、多彩なニーズに対応できるのも魅力の一つです。