毎日メイクはしているけれど、ファンデーションの塗り方が適当になっているということはありませんか? ファンデーション1つで若返ることは可能です。
今回は、ヘアメイク講師として長年教えている筆者が、年齢肌に負けない肌づくりのための正しいファンデーションの塗り方と、小顔に見せるポイントや、厚塗りにしないコツをご紹介します。
■ファンデーションとは
ファンデーションは、肌を血色良く見せ、素肌に近い質感に補正してくれるアイテムです。シミやそばかすをカバーし、紫外線から肌を守るバリア効果や、乾燥からお肌を守るトリートメント効果があるのも特徴です。
肌質や季節に合わせてたくさんのファンデーションが出ていますので、自分の肌や目的に合わせてファンデーションを選ぶ必要があります。
ファンデーションの正しい塗り方
ファンデーションの正しい塗り方と小顔に見せる塗り方をご紹介します。
(1)顔の3点(写真の白い丸)にファンデーションをつけます。
(2)ファンデーションをつけたら、外側に向かって伸ばしていきます。
(3)目の周りや鼻周りの細かい部分に塗りもれがあったら、ファンデーションを足してあげましょう。
ファンデーションで小顔に見せる塗り方
ファンデーションをうまく使って立体的なベースメイクにしましょう。
顔の中心にファンデーションを多めにつけます。外側にいくにしたがって薄めにつけるようにすると、グラデーション効果で小顔に見せることができます。
ファンデーションを2色使いする方法も小顔効果が高まります。
目尻から外側の斜線部分を暗めのファンデーションにし、内側を明るめのファンデーションにすると、立体的なベースメイクがつくれます。
ファンデーションの色選びがわからない方は、首の色に近いファンデーションを暗めの色にして、その色よりワントーン明るい色を顔の内側に使うことをおすすめします。
面長が気になる方
おでことあごの部分に暗めのファンデーションをつけるようにすると、面長が改善されます。このやり方は、芸能人の方やモデルの方もやっているベースメイクなので、参考にしてみてください。
■季節によってファンデーションを使い分けよう
1年中同じファンデーションを使っている方は多いと思いますが、季節によって肌色も肌質も変わります。
冬は乾燥しやすいので、保湿効果の高いファンデーションにし、夏は紫外線が強く汗や皮脂がでるので、UV効果があり化粧崩れしにくく、スポンジに水を含ませて使えるファンデーションにしましょう。
■外で見ると厚化粧に見えるのはなぜ?
部屋の中でメイクした時はナチュラルメイクだったのに、外で見ると厚化粧に見えてしまう方の原因は、「光」です。
自然光に近い光に向かってメイクをしないと、メイクの色が実際よりも薄く見えて、濃くぬってしまいがちです。まずは、自然光が入る部屋でメイクをするか、白熱灯ではなく蛍光灯の下でメイクをすると改善されますよ。
ファンデーションをうまく使い、素肌美人になりましょう。ベースメイク1つで実年齢よりも若く見えますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
【関連記事】
・色を重ねるのがポイント!クマ隠しに◎なコンシーラー活用術
・老け見え注意!トレンド「ブラウンメイク」の落とし穴5つ
・“眉消え”の原因は2つの油!?「落ちにくい眉」の描き方
・「疲れてる?」と言わせない!笑顔に見せる、リップメイク術