桜の季節になりました。重いコートを脱いで、春のファッションは軽やかに装いたいですね。お洋服が軽やかになれば、それに合わせてバッグも小さく、軽くしたくなりませんか?
筆者がハイブランドショップで出会った素敵なお客様達は、小さなバッグを持っていました。荷物が多くて、いつもバッグが大きくなってしまうという方は、この春小さいバッグにチェンジして、心軽やかに出かけてみましょう。
キャリアコンサルタントとして、延べ3,000人の支援をしてきた筆者が、バッグを軽くするための3つの習慣をお伝えします。
■バッグを軽くするための3つの習慣
(1)帰宅したら、バッグの中身をすべてとり出す
「毎日同じバッグ」という方も多いと思います。どこに行くにもバッグの中に入っているものは同じで、「結局、今日も使わなかった」というものが入っていませんか?
いざという時のために持っておくと安心なものは多いですが、持っていなくても困らないものまで持ち歩いている場合があります。帰宅したらバッグの中身をすべてとり出して、使わなかったものは、バッグに入れない習慣をつけてみましょう。
バッグ以外の物も整理する
バッグだけでなく、財布、カードケース、化粧ポーチの中身を整理すると、バッグは軽くなるはずです。期限切れのポイントカードや出先で使わない化粧道具などをすべてとり出してみると、持ち過ぎていることに気づけるでしょう。
財布や化粧ポーチ自体を小さくすると、バッグも小さくすることができます。
(2)出かける前に「今日は何をする日」かを考える
昨日出したバッグの中身をまたバッグの中に入れる時は、最小限のものだけに絞りましょう。
旅行の時は、目的に合わせて最小限の荷物を選び抜いて、トランクに詰めるはずです。その感覚と同じように、今日の予定や目的に必要な最低限のものだけを入れます。
ちょっと不安かもしれませんが、一日終わってみたら「意外と大丈夫だった」と思えるはずです。この繰り返しが不安を解消してくれて、本当に必要なものだけが見えてきます。
(3)詰め込まずに「分ける」こと
荷物は、3つに分けましょう。
(1)必要度高(絶対必要な物)
(2)必要度中(たぶん必要な物)
(3)必要度低(必要か必要でないかわからない保留の物)
必要度の高い物(財布、携帯電話、リップ、ハンカチなど)だけが入る小さなバッグを基本にし、それ以外のものを持ち歩きたい場合は、サブバッグに入れてバッグを2個持ち歩きましょう。サブバッグに入れて2個持ち歩いていると、いずれサブバッグを持ちたくなくなるので、バッグが1つになり軽くなります。
全てを1つに詰め込まず、分けることで本当に必要なものが見えてきます。
ご紹介した3つの習慣を身につけると、小さな軽いバッグで出かけることができます。心も軽くなり、フットワークもよくなります。フットワークがよくなると、「遠くまで出かけてみよう」「あの角を曲がってみよう」と、新しい発見や出会いに遭遇し、チャンスをつかみやすくなります。
ぜひとも春は小さなバッグで、心も軽やかになりましょう。
(ミニマムリッチ®コンサルタント 横田真由子
株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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