この時期は忘年会などが多く、集合写真を撮る機会も増えることと思います。「あとで撮れた写真を見たら、写りが悪くてガッカリした」という経験をした方もいるでしょう。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュのプロとして、年齢に合わせた美を提案する筆者が、写真で盛れる大人メイクのポイントをご紹介します。
■写真映えするためのメイクポイント3つ
(1)アイメイクは、足し算と引き算を上手にこなす
最近は、眉を濃く、しっかり描くことが流行っていますが、もし、眉をしっかり描く場合は、アイシャドウの色を淡い色に変えて、アイラインとマスカラでボリューム感を出すことがおすすめです。
眉もアイシャドウも濃くしてしまうと、昔のギャルメイクのような印象を与えたり、強めの印象を与えたりしますので注意が必要です。逆に、眉毛を薄くしたい方はアイシャドウを濃くすると、アイメイクのバランスもとれて目が大きく見えますよ。
(2)ファンデは、つやがあるものを使う
写真で”すっぴん”に見えないようにしっかりファンデを塗る方も多いですが、写真うつりで重要なのは「つや感」です。
特に、肌が乾燥してカサカサ肌になってしまう場合は、ミネラルファンデやクッションファンデなどの保湿効果とつや感が出るものを選びましょう。
(3)口紅ははっきりした色を使う
ナチュラルなピンクやベージュなどを使うと、写真では口紅を塗っていないように見えがちです。
写真映えするには、普段使いのナチュラルな口紅より少し濃いめの色を選ぶようにしましょう。
■写真で盛れる大人メイクの注意点2つ
(1)チークを濃くしすぎない
お酒が入る席で、チークを濃くいれるのは危険です。お酒で赤ら顔になると、濃く入れているチークがさらに目立ってしまいます。
チークを入れる時は、程よく血色が出るくらいの薄めにしましょう。
(2)口紅は、保湿系のティントタイプを選ぶ
飲食をするので、口紅は色落ちしにくいティントタイプがおすすめです。ただし、ティントタイプの口紅は乾燥しやすいので、物によっては唇がガサガサになってしまうこともあると思います。
忘年会の時は、保湿もしっかりしてくれるタイプのものを選ぶようにしましょう。
写真は、実際に鏡で見ているメイクよりも薄く見えるので、少し濃いくらいが丁度良いといえます。しかし、どこを濃くするかで写真での見栄えが変わります。全体的に濃いと、40代の方はおば顔になるので気をつけましょう。
写真映えには足し算、引き算のメイクが大切です。ポイントを押さえてメイクしてみてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
【関連記事】
・発色アップ!「アイシャドウベース」の使い方とおすすめ4選
・斬新なアイテムが続々登場!美容家が大注目のファンデ4つ
・メイク上手になれる基本の「き」化粧の基本と正しい順番
・美容家が注目!華やか旬メイクが叶うプチプラコスメ4選