秋になり、涼しくなってきたと同時に肌のカサつきを感じてはいませんか? それは、もしかすると夏の間にうけたダメージで水分不足になっているのかも知れません。
これからますます気温が下がると、肌のダメージもより深刻になる可能性があります。
美容ライターの筆者が、秋から始めたい「うるおいを守り、肌状態を健康に保つケア方法」をご紹介します。
■秋の肌状態はどうなっている?
夏の間にうけた紫外線や冷房などのダメージで、秋の肌は思っているより乾燥しています。肌を触ってみてカサつきを感じなくても内部は乾燥している「インナードライ」状態になっていることがあります。
夜に虫の音が聞こえてきたら、スキンケアを見直すタイミングです。
■秋に行いたいスキンケア4つ
(1)クレンジング、洗顔料を変える
暑い時期はさっぱりとした感触のクレンジングが好まれますが、涼しくなってきたら、しっとりとした仕上がりになるものを選ぶといいでしょう。なかでも、「バームタイプ」は肌の上ですーっと溶けるので、摩擦によるダメージをうけにくいため、おすすめです。
洗顔料は、「弱酸性」などの肌にやさしいものを選びましょう。
(2)ブースターをとり入れる
気温が高いと暑さからなにかと面倒になり、スキンケアの手順を省略していた人も多いのではないでしょうか。涼しくなってきた今が、ブースターを復活させる絶好のタイミングです。
化粧水の前にとり入れると保湿力が格段に上がり、いつもの肌が見違えるほどになります。午後になるとうるおい感がなくなり乾燥を感じる方は、ぜひここでひと手間かけてみてください。
(3)化粧水&ローションパック
肌の乾きに即効でアプローチをかけるなら、化粧水とコットンを使ったローションパックがおすすめです。コットンは何枚かに薄く裂けるものを使うと便利です。
やり方はとても簡単です。コットンを水(または精製水)に軽く浸して、化粧水をたっぷりと染み込ませれば完成です。
あとは、数分間顔に貼るだけです。ただし、コットンが乾くまで貼ることはNGです。肌の水分を余計に奪ってしまう原因ともなります。
(4)水分補給は身体の中からも
意外と見落としがちなのが、体内からの水分補給です。体内で摂った水分は、肌にも影響を及ぼします。
涼しくなると水分補給を怠りがちになりますが、積極的に水分を摂取して、身体の内側からうるおいを与えましょう。
秋から保湿ケアを始れば、乾燥によるダメージも怖くありません。肌の状態を見ながら、少しずつスキンケアの見直しをしていきましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子)
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