エイジングサインが気になり始めた30代からのメイクは、ポイントメイクよりも肌作りが重要! 毛穴やくすみなど肌のアラはナチュラルにカバーし美肌を上手に演出して、マイナス5歳肌を目指しましょう。今回は、30代からのファンデの選び方についてご紹介します。
■30代からのファンデの選び方のポイント4つ
1. マットはNG!30代からはツヤ重視
潤いをたたえた素肌には、美しいツヤがあるもの。逆に、乾燥した肌はツヤが感じられない傾向に。このことからもマットは老けた印象に、ツヤ感があると潤って輝きのある若々しい肌を演出できる傾向にあります。そのため、30代以降のベースメイクではツヤ感を重視するのがポイント。今までマットなファンデを愛用していた人も、ぜひシフトしてみましょう。
2. 肌にフィットする、リキッドorクリームファンデを選ぶ
シワや乾燥の気になる肌に、パウダリーファンデはNG。乾燥を助長させる可能性があるほか、シワの溝にファンデが溜まってしまう恐れが。30代以降の肌におすすめなのは、リキッドかクリームタイプのファンデ。保湿力と適度なカバー力があり肌にぴったりとフィットするアイテムなら、ヨレやシワにファンデが溜まるというお悩みも解消できるかもしれません。お好みで乳液やオイル、美容液を混ぜてカスタマイズするのも◎。
3. 「薄付き」で透明感のあるファンデを選ぶ
エイジングサインが気になり始めると、カバー力のあるファンデに手が伸びがち。しかし、肌の透明感を覆ってしまうほど作り込み過ぎた肌は、逆に老けて見える可能性が。そこで、ファンデは薄付きで素肌感を残した透明感のあるファンデを選ぶのがおすすめ。シミやくすみなどのエイジングサインは、下地やコンシーラーなどを使い、ナチュラルにカバーしましょう。
4. BB&CCクリームの仕上げには、パウダリーファンデ
エイジングサインの気になる肌をBB&CCクリームだけで仕上げるのは要注意! よほどお肌に自信がある人でなければ、シワやくすみ、毛穴などのエイジングサインをカバーしきれない可能性が高いでしょう。そこで、BB&CCクリームはパウダリーファンデとの併用がおすすめ。スポンジで塗ると厚塗りになってしまう恐れがあるため、ブラシで薄く重ね、エイジングサインをさりげなくカバーしましょう。
もう何年も同じファンデを使っているという人は、今のあなたの肌に合っていない可能性もあります。この機会にファンデの見直しをされてはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※中野明海著(2014)『可愛い大人の美容塾』(宝島社)