実りの秋ですね! 収穫の秋は美味しい食材がたくさんとれる季節です。台風の影響などが心配ですが、旬な野菜や穀物、果物には栄養が豊富で積極的にいただくと良いと言われますよね。そこで、旬の食材をより美味しく調理するコツを知っておくと便利です。食材を美味しく仕上げてくれる調味料にはどんなものを使いますか? 今回は、ハーブスパイスを使った料理を美味しく仕上げるコツをお届けします。
■1.肉や魚料理は「下ごしらえ」で
ひき肉料理なら、肉を練る下ごしらえのときに塩やコショウ、ナツメグ、クローブなどのスパイスと一緒に練ぜると食べた時口の中でゴロゴロしません。魚や肉にスパイスを使いたい時は、塩コショウで下味をつける際に直接まぶして味付けをします。マリネのような液体に漬ける場合は、液体にスパイスを混ぜて味付けをするといいですよ。肉や魚は臭みがあるので、下ごしらえ中に行うと臭みが解消されます。
■2.シチューやカレーは「加熱中」に
煮たり焼いたり、炒めたりといった調理は料理の中でもメニューが多いですよね。例えばシチューを作る時は、塩コショウだけでなく、クローブやオレガノ、セージ、ローリエなど数種類のスパイスを入れると肉の臭みが解消でき、風味が良くなります。カレーを作る時も同様です。ただ、パウダータイプは香りが飛びやすいので、加熱の後半に入れるといいですよ。
■3.和食やスイーツでは「仕上げ」に
仕上げに使うスパイスにはどんな料理を思い浮かべますか? うなぎの蒲焼にかけるサンショウやうどんやそばにかける七味唐辛子、スイーツのトッピングなどがありますね。トマトソースの上に散らすスパイスではバジルやパセリなど、いずれも食べる直前に加えると色や風味を損なうことなく味わうことができます。コショウを振りかける際も、あらかじめ粉砕されたものではなく、食べる直前にミルであらびきして振りかけるとフレッシュ感が出ますよね。
いかがでしたか。筆者はお菓子を作る際にハーブを使う時があります。シナモンなど仕上げに使う時もありますが、お菓子そのものにスパイスを効かせたい時、例えばクッキーやケーキなどは練り込む時に入れています。入れるタイミングによって料理が一味も二味も変わるので、ぜひ取り入れてみてください。
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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