夏になり、ダイエットを始める方も多いこの季節。でも、無理なダイエットは、NG!
急激なダイエットは、我慢した反動が大きくリバウンドしてしまうケースが多く、必要な栄養が不足して一気に老け込む可能性も。アンチエイジングの意味でもオススメできません。
そこで、お米の専門家である筆者が、「おにぎりダイエット」をご紹介します。
■「おにぎりダイエット」とは?
朝、昼、晩の食事をお好みの具を入れて握った「おにぎり」を食べるだけ。
副菜には野菜と、お味噌汁もしくはお漬け物を一緒に食べるとバランスが取れ一層効果的です。
夜は「おにぎり」の量を1個にするなど減らして、出来るだけ朝食に多く食べるようにしましょう。
■「常温」なら太りにくい!?
「太るからごはんは食べない!」という方には信じがたいお話ですが、お米の専門家からすると実はとても理に適ったダイエット方法なのです。
冷やご飯が太りにくい理由
ご飯はホカホカの状態ではなく、常温に冷やすことで、レジスタントスターチというデンプンに変化。
そのデンプンは体内に消化吸収されにくい性質を持っているので、体内には留まりにくく、ダイエット向きと言えます。
■「過剰にとらない」がポイント
炭水化物を抜くと、かえってカラダが炭水化物を求めてしまうばかりか、炭水化物が入って来ない分、エネルギーを使用しまいとするため、より太りやすいカラダを作ってしまう可能性も。
ご飯の糖分は、物事を考える上で最も重要な「脳のエネルギー」として優先して消化されていくと言われており、過剰に食べない限りは心配ありません。
■ご飯はアンチエイジングの味方!?
ご飯は皮膚の新陳代謝を促す亜鉛も多く含まれ、アンチエイジングにも心強い食品。
亜鉛が不足すると肌荒れや脱毛など、女性には悩ましい症状を引き起こす可能性があります。
無理なくご飯を楽しみながら健康的にダイエットする方法として、おにぎりダイエットはオススメです!
(お米・雑穀マイスター/薬膳インストラクター 澁谷梨絵)
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