「ファンデを塗ると急に皮むけが起きる」「メイク後にガサガサが目立って恥ずかしい」などのお悩みはありませんか?
保湿とメイクの両方で対策を取り入れていくと、うるおいのある肌をキープしやすくなるでしょう。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、厄介な乾燥によるトラブルを乗り切るメイク術をご紹介します。
■塗れば塗るほど悪循環!? 皮むけしたら落とすのがベター
ファンデーションを塗ると皮むけが出現したり、もともとカサついていた部分が目立ったりするのは、乾燥による可能性が高いでしょう。
ファンデーションを塗るまで気づかないケースも多いですが、ベースメイクによって皮脂が不足すると皮むけが生じることがあります。
皮がむけると汚く見えるため、ファンデーションやコンシーラーを重ねて目立たせないようにしたくなるかもしれません。
しかし、ベースメイクを重ねれば重ねるほど乾燥は進みやすくなり、ますます目立ってしまう可能性が高いです。
皮がむけた場合はファンデーションを落とし、その部分にはファンデーションを塗らないようにしたほうがきれいに仕上がるでしょう。
攻めのケアはおやすみ。朝晩の低刺激なしっかり保湿を重視
皮むけが起きている状態では、できるだけ肌に刺激を与えないようにしてください。
レチノールや高濃度のビタミンCなどによるお手入れは肌にとって刺激となりやすいため、肌のコンディションが落ち着くまでは控えることをおすすめします。
朝晩ともにできるだけ低刺激なアイテムを使い、保湿を重視したお手入れを行いましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がメインに配合されたアイテムがおすすめです。
■皮むけを起こさないためのメイク術3つ
ここからは、メイクで皮むけを出現させないための方法についてご紹介します。
(1)高密着の崩れにくいファンデは控え、高保湿のみずみずしいリキッドタイプにチェンジ
皮むけはファンデーションの種類によって起こりやすさが変わります。とくに、汗や皮脂に強い高密着なファンデーションを使うと起こりやすいため、乾燥が気になるときや冬場は避けたほうがよいでしょう。
皮むけが気になるときには、高保湿なリキッドファンデーションがおすすめです。塗るときは擦らないようにそっとやさしくのばしてください。できるだけ薄く仕上げることも大切です。
(2)フェイスパウダーは乾燥部分を避けて塗る
フェイスパウダーを使う場合は、乾燥しやすい部分を避けて塗ってください。パウダーはより一層乾燥しやすくなるため、ファンデーションで気をつけていても最後に皮むけが目立ってしまう可能性があります。
小さめのブラシを使うと狙った部分だけパウダーを塗りやすいでしょう。
(3)パウダリーファンデならそっと押さえるように塗る
パウダリーファンデーションを使う場合は、皮むけが起こる部分はすべらせないように塗ってください。他の部分を塗ったあとのスポンジで、スライドさせずにそっと押さえるように塗ると、皮むけが起こりにくくなります。
皮むけは乾燥の自覚がなくても起こることがあります。朝晩のスキンケアでしっかりと保湿を行っていると皮むけ自体が起こりにくいため、まずは日々のお手入れで対策しましょう。そのうえで、メイクでも乾燥に気をつけることで、うるおいを感じられる美しい仕上がりに近づけます。皮むけにお悩みのかたは、今回ご紹介した方法をぜひ取り入れてみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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