一目ぼれをしたパンプスを履いて意気揚々と出かけたけれど、痛くて歩けず早々と帰宅したという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
ハイブランドショップの販売員だった筆者が、選び方のコツをお教えします。
■まずは試着して3つのポイントを確認
(1)長さだけでなく、幅も合っていること
(2)ヒールの真上に、踵が乗っていること
(3)インソールにクッション性があり、足裏にフイットすること
■長さと幅が選べるものは?
足のサイズには長さと幅がありますので、同じ23㎝の方でも靴によって履き心地が違います。
ワコールのフットウエアブランド「サクセスウォーク」のブラックパンプスは、幅も選ぶことができますので自分の足幅に合ったものを探すことができます。
■踵の上に体重が乗る感覚を覚える
足に合っていて履きやすいパンプスは、履いたときに自分の全体重が踵の上に乗っている感覚があります。
試着の際は「体重が踵の上に乗っているか」を意識しましょう。
Perfum(パフューム)が監修した「ダンスヒール」は、踵の中心にヒールの中心があり「踊れるハイヒール」として話題です。
■3サイズ履いて10歩以上歩く
試着の際は、自分のサイズの前後のもの3つを必ず試して、それぞれ10歩以上歩いてみます。靴の木型によって履き心地は異なりますが、履き心地は歩いてみないとわかりません。
歩いてみて、足に吸い付いてくる感覚のものを選びましょう。インソールにクッション製のある中敷きがあると、フィット感が高まります。
好みのデザインと履きやすさの両方を満たすには、セミオーダーメイドもおすすめです。
銀座かねまつ本店では、3Dで足の形やサイズを計測してくれます。オーダーしなくとも、自分の足の形がわかるだけでも、靴を選びやすくなるでしょう。
(ミニマムリッチ®コンサルタント/横田真由子
株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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