三つ編みと聞くと、「若い人がやるもの」というイメージを持つ方がいるかもしれません。ですが、インターネットで見るヘアアレンジは、三つ編みを使ったアレンジがほとんどです。
アレンジによっては、三つ編みと何かを組み合わせる場合もあります。三つ編みはヘアアレンジの基本といってもいいでしょう。
今回は、「基本の三つ編みのやり方と、三つ編みでできるヘアアレンジ」をご紹介します。
■基本の三つ編み
(1)「表三つ編み」のやり方
表向きで編んでいくのが「表三つ編み」です。ハートのような形になっているのが特徴です。
(1)毛束を三つにわけます。(写真では分かりやすく、左の毛束をミドリ、真ん中の毛束をキイロ、右の毛束をピンクにしています。)
(2)ピンクにあたる右側の毛束と、キイロにあたる中央のの毛束を交差させます。このとき、ピンクの毛束が上になるように交差させるのがポイントです。
(3)次に、ミドリにあたる左側の毛束と、ピンクにあたる毛束を交差させます。この時も、ミドリの毛束がピンクの上になるように交差します。
(4)そして、キイロの毛束とミドリを交差させます。この時もキイロが上にくるように交差させましょう。
(5)ピンクの毛束とキイロの毛束を交差させます。この時も、上にくるのはピンクです。
(6)この編み方を繰り返すと「表三つ編み」の完成になります。
(2)「裏三つ編み」のやり方
裏向きで編んでいくのが、「裏三つ編み」です。ハートが逆さまになってみえるのが特徴です。
(1)毛束を三つにわけます。(写真では分かりやすく、左の毛束をミドリ、真ん中の毛束をキイロ、右の毛束をピンクにしています。)
(2)ピンクにあたる右側の毛束と、キイロにあたる中央の毛束を交差させます。この時、ピンクの毛束が下になるように交差させるのがポイントです。
(3)次に、ミドリにあたる左側の毛束と、ピンクにあたる毛束を交差させます。この時も、ミドリの毛束がピンクの下になるように交差します。
(4)そして、キイロの毛束とミドリを交差させます。この時も、キイロが下にくるように交差させます。
(5)ピンクの毛束とキイロの毛束を交差させます。この時も、下にくるのはピンクです。
(6)この編み方を繰り返すと、「裏三つ編み」の完成になります。
(3)三つ編みだけでできるアレンジ
着物を着たいときやカッチリまとめたいときに、簡単にすぐできるヘアアレンジをご紹介します。
(1)耳から前は左右で三つ編みをつくり、耳から後ろは一つ結びにした後に三つ編みします。
(2)後ろの三つ編み部分をクルクルとお団子にして、ピンでとめます。
(3)耳より前の三つ編み2つを交差させ、後ろのお団子のところでとめたら完成です。
■三つ編みレース
表でも裏でもどちらでも使える「レース三つ編み」。基本の三つ編みよりボリュームがでてやわらかい雰囲気になるので、フンワリした感じが好きな方におすすめです。
三つ編みをしたあとに、外側の毛束(大体5ミリ幅)を、指で引っ張って引き出すのが「レース三つ編み」です。
赤い斜線の部分がレース部分になるところです。
バランスをみながら、指で引き出していくのがポイントです。
三つ編みレースだけでできるヘアアレンジ
デートやお呼ばれで華やかに見せたい時に使えるアレンジをご紹介します。
(1)レース三つ編みでツインテールをします。(このときの三つ編みは裏でも表でもかまいません。)
(2)レース三つ編みを交差させて、両サイドを耳の後ろあたりにピンでとめます。
(3)ボリュームを出したい場合は、レース三つ編み部分の外側を少し引き出して調整しましょう。
今回は、自分でできるヘアアレンジで、一番ベーシックな「三つ編み」についてご紹介しました。
三つ編みは、いろいろなアレンジがきく優秀な編み方なので、ぜひマスターしてセルフアレンジを楽しみましょう。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
※イラスト協力:イラストレーター24KAWA
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