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エイジング世代の乾燥対策!コスメ以外で「赤ちゃん肌」を作る方法3つ

エステ・セラピスト
町山町子

化粧水をたっぷり使って、パックもしているのに年々ひどくなる肌の乾燥……。乾燥肌を撃退するには、肌表面のお手入れだけでは完全な対策にはなりません。そこで、メディカルハーブのセラピストである筆者が、“コスメに頼らない乾燥肌対策”をご紹介します。ハーブは、ハーブ専門店やデパートのコスメ売り場、インターネット通販サイトで手に入るので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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■乾燥は「内」と「外」で潤す!

乾燥対策には、まず体を冷やさないようにすることが重要です。体が温まるような鍋やスープを積極的食べ、お風呂は保湿効果のある入浴剤を使用して身体を芯から温めましょう。飲み物は「ジャーマンカモミール」、「エルダーフラワー」、「ルイボス」、「ローズマリー」、「ジンジャー」などのハーブティーは、喉を潤す効果もあるのでおすすめです。ブレンドすることで味や香り、効果も更に期待できますよ。

 

■赤ちゃん肌は「フェイシャルスチーム」でつくる

フェイシャルスチームは蒸気と揮発性成分が肌に直接作用して、潤いを与えます。同時に血液循環を高めてくれ、肌の色・ツヤが良くなります。

保湿に効果的なスチームの作り方

1. 「エルダーフラワー」、「リンデン」、「カレンデュラ」、「ジャーマンカモミール」、「ラベンダー」、「ローズ」などの粘膜保護作用のあるハーブを使用しましょう。
2. ハーブは各3グラムをボウルに入れ、熱湯(1000ミリリットル)を注ぎます。
3. 蒸気を5分から10分程度浴びた後、冷水で肌を引き締めましょう。

「リンデン」には肌を引き締める作用と保湿効果があるので、シワやたるみ防止に。「ジャーマンカモミール」はストレスが原因の肌トラブルに良く、「ラベンダー」と「ローズ」はデリケートな肌におすすめです。

 

■リンパマッサージは若返りの近道

ハーブオイルのマッサージは肌に栄養を与え、ダメージ肌の修復を促してくれます。血行促進効果もあり、肌の新陳代謝が上がり、透明感のある肌をつくります。力を入れず、やさしく顔の内側から外側へ下から上にマッサージをするだけで、溜まった老廃物が流れるのでむくみ解消に。また首や鎖骨、脇の下を擦るようにマッサージすると、より効果的です。ハーブオイルは、皮膚粘膜保護のある「カレンデュラ」や乾燥して荒れた肌を修復してくれる「ジャーマンカモミール」がおすすめです。

メディカルハーブや精油を使ったスキンケアは、市販の商品では味わえないような心地よさを体感できます。是非試してみてくださいね。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティヘルスライター 町山 町子)

【関連記事】
乾燥肌で8歳フケる!?「いつもの保湿」にプラスすべきケア

【参考】
※ 特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会資格制度委員会(2013年)『メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキスト』(特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会)

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