腸内環境の改善は、美と健康に欠かせないものです。
ところが、腸にいいものを心がけてとっていても「思ったような結果がみられない」という方もいらっしゃるようです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、腸にいいものをベストな状態で組み合わせた最強レシピをご紹介します。
もっと腸を元気にしたい方は、ぜひ試してみてください。
■「水分」は欠かせない!
健やかな腸のために欠かせないのは、たくさんの水分です。なので、ミネラルウォーターを常飲しましょう。
1日に1.5~2リットル飲むのが理想とされています。水分を豊富にとっていれば、腸内に水分がキープされるため、便もやわらかくなり出しやすくなります。
食事の際も、水分を含む汁物などをとり入れるとよいでしょう。
■「食物繊維」は水溶性2:不溶性1の割合
「食物繊維をしっかりとっているのに、便秘が解消されない」という方に多いのが、食物繊維のとり方のバランスがよくないケースです。
食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」があります。これを、水溶性2に対し不溶性1の割合を目安にとるのがベストといわれています。
■きのこと味噌を合わせるのがおすすめ
食物繊維をたくさんとるにあたって、きのこ類を活用することがおすすめです。
例えば、「えのき」に含まれる食物繊維は、デトックス作用と同時に腸内の善玉菌を増やす効果があり、「マイタケ」と「なめこ」には不溶性と水溶性の両方の食物繊維が含まれています。
このきのこ類を腸内環境改善にいかすには、「味噌汁」にすることをおすすめします。腸内環境改善に役立つ発酵食品である味噌を使って汁物にすれば、水分も十分にとれます。
■「最強デトックス味噌汁」のレシピ
きのこを使った味噌汁に、腸内環境改善をうながす「ヨーグルト」と便の滑りをよくする効果が期待できる「オリーブオイル」をプラスすると、最強の一品になります。
まろやかで風味豊かな味を、ぜひお楽しみください。
材料(2~3人分)
・えのき 1パック
・マイタケ 1パック
・なめこ 1パック
・だし汁 400ml
・味噌 大さじ1.5
・ヨーグルト 大さじ1/2
・オリーブオイル 適宜
作り方
(1)えのきは石づきを取って3cm幅に切り、マイタケは食べやすい大きさに手で分けておきます。
(2)なめこはザルに入れ、熱湯をさっと回しかけておきます。
(3)味噌とヨーグルトは、よく混ぜ合わせておきます。
(4)だし汁を温めて、(1)と(2)を加えて火を通します。
(5)火を止め、(3)を溶かして器に盛ったら、オリーブオイルをお好きなだけ回しかけて完成です。
腸の調子が快調だと、心もすっきりして明るい気分で過ごせるものです。クヨクヨしがちな方は、もっと腸内環境に関心を持ってみてはいかがでしょうか。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※くらしと水「水の飲み方は大切」 – サントリー
※食物繊維 – わかさ生活
※便秘解消! 腸内環境改善 – ホクト
※えのき – わかさ生活
※マイタケ – わかさ生活
※なめこ – わかさ生活
※大豆 – わかさ生活
※乳酸菌 – わかさ生活