顔ヨガインストラクターの筆者が生徒さんから1番聞くお悩みは、「顔ヨガが効くとわかっていても、毎日の継続がむずかしい」ということです。
せっかく顔ヨガで小顔になっていたのに、一旦ついてしまった「サボり癖」で元の顔に逆戻りしてしまったという方もいらっしゃいます。
ヨガインストラクターの筆者が、具体的なシチュエーションと効果を限定して、「トイレタイムにできる顔ヨガ」をご紹介します。
■「トイレタイムにできる顔ヨガ」で毎日継続!
筋肉はとても正直です。特に、お顔の表情筋は「鍛えやすいけれど落ちやすい」という性質があります。
生徒の皆さんから、さぼってしまう理由をリサーチしました。・1人になる時間がとれず、家族の前で変顔がしづらい。
・たくさんのポーズを覚えきれないので、短時間でどのポーズをやればいいのかわからない。
顔ヨガをサボらずに続けるには?
筆者は、生徒さんがサボらず続けられるように、シチュエーションを決めて数ポーズ行う癖をつけることをおすすめしています。
筆者は、毎日の歯磨きや朝の洗顔の時間などに、習慣にしてしまいます。「ここで顔を動かさないときもち悪い」と感じるようになれば大成功です。
■「トイレタイムにできる顔ヨガ」のメリット
(1)誰にも顔を見られないので、全力でできる。
(2)邪魔をされない。
(3)1日何回も顔ヨガをするチャンスができる。(トイレにいる時間が1回にたったの2分でも、1日5回トイレに行くとすれば10分も顔ヨガができるということです。)
(4)仕事先や出先でもできる。
■「トイレタイムにできる顔ヨガ」3ポーズ
腰をかけた状態で、背中を正して行いましょう。
(1)チューください→ひっひっひーの繰り返し(1分)
(1)あごをやや上にあげ、目を閉じます。唇を「チュー」の形にして、口の周りの筋肉をぎゅっと締め、呼吸をしながら15秒キープします。
(2)目を開け、顔を正面にします。下の歯が見えるように口を横に引き、「ひー」と息を吐くと首の筋が浮き上がります。「ひー」と声に出さなくてもいいので、「息を吐く→力を抜く」を15秒繰り返します。
(1)と(2)のセットを、もう1度行いましょう。
(2)トカゲの舌(30秒)
(1)頭を後ろに倒し、舌をまっすぐに伸ばして5秒キープします。
(2)舌先を天井に「くいっくいっ」と持ち上げましょう。10回ほど行います。
(3)亀のしあわせ(30秒)
下唇を上唇に重ねて、口角をアップします。そのまま、あごを突き出して喉を伸ばしましょう。10秒ほどキープし、1度休んでからもう1度行いましょう。
今回ご紹介した顔ヨガは、デコルテを綺麗に整え、口周りの筋肉=「口輪筋」を鍛えるものです。表情筋の7割がつながっている口輪筋は、とても重要なパーツです。
1日数分の顔ヨガを習慣にして、鍛えていきましょう。
(ヨガインストラクター 千葉ゆか
高津文美子式フェイシャルヨガインストラクター、顔つぼセラピスト。二児の母。ヨガ×顔ヨガクラス「nicomum-yoga&facial yoga」主宰。)
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