40代になり、まぶたがたるみ始めて重く感じる方もいらっしゃると思います。これまでと同じアイラインでは、目元がぼやけてしまいます。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュとして、年齢に合わせた美の提案をしている筆者が、目のエッジを際立たせるまつ毛の間を埋め込むアイラインをご紹介します。
■40代になると、なぜアイラインがぼやけるの?
40代のアイラインがぼやける理由は、「目元の老化」が主な原因です。
まぶたがたるみやすくなり、シワも目立ってきますので、20代の時と比べてアイラインが引きづらくなっています。
■アイラインの引き方でかわる!仕上がりの違い
目尻を下げる引き方をする「垂れ目メイク」も、40代で行うと老け顔になる恐れがあります。若々しい目元を演じるには、目尻をさげすぎないようにすることがポイントです。
また、40代になると、まつ毛のハリやコシも以前よりなくなり、毛が細くなりやすいので、ラインを引くときにまつ毛とまつ毛の間を埋め込む引き方をしてあげると、まつ毛のボリューム感も増して、より若々しくなりますよ。
■「−5歳」の目元をつくるアイラインの引き方2つ
(1)まつ毛とまつ毛の間を埋めるように引く
アイペンシルは、黒ではなく茶色を使うようにしましょう。黒だとギャルメイクに見えやすく、40代の方がすると、”いたいアイメイク”になりがちなので要注意です。
まつ毛の間を埋めるように引くには、片手でまぶたを引き上げ、ペンシルを左右に動かしながら描きます。目は、少しだけ開いた状態で描くと描きやすいですよ。
目尻を描く時は、下げすぎないことがポイントです。目を開けた状態で真横に引くイメージでやると描きやすいですよ。
(2)目元を引きしめるために、黒のラインを細めにいれる
茶色のアイラインペンシルの次は、黒のリキッドアイライナーで細めのラインを入れて仕上げます。黒のリキッドアイライナーを入れてあげることで、目元がぼやけずにキリッとしまります。
まぶたを指で引き上げて目を少し開けた状態にして線を描くと、まつ毛の間に埋め込みやすくなるのでおすすめですよ。
また、黒のラインを太く引きすぎないことも大切です。太く引いてしまうと、最初に引いた茶色のラインが見えなくなったり、黒のラインが強すぎてしまうので注意しましょう。
普段使っているアイラインペンシルとリキッドアイライナーで、エクステ要らずのアイメイクは簡単にできます。ペンシルがない方は、アイシャドウやアイブロウパウダーをチップにつけて代用できますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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