加齢による目力の衰えをカバーしようとして、ついやりすぎてしまうのが「アイメイク」です。40代以降はアイメイクを濃くしすぎると古臭くなって、“おば顔”になりかねません。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュのプロとして、年齢に合わせた美を提案する筆者が、力を入れすぎて失敗しやすいアイメイクの落とし穴を、ポイントとタイプ別にご紹介します。
■加齢による目元の見え方
加齢を重ねた目元は、ぼやけた印象を与えがちです。つやプラ世代になると、20代の時と比べてまぶたはたるみやすくなり、目尻もさがってきます。
また、小ジワも目立ちますので、20代の時と同じアイメイクをしていると“老け顔”になってしまいます。
■時代遅れのアイメイク4つ
(1)まるでギャル!?ガッツリ囲みアイライン
目力を出すための“囲みアイライン”は、ぼやけた目元をはっきりさせるために効果的に思えます。しかし、たるんだ目元に無理矢理、囲みアイラインをすると、濃すぎるので注意が必要です。
囲みメイクをどうしてもしたい時は、アイラインでなくアイシャドウをかわりに使うと、目元を自然に強調できますよ。
(2)バサバサまつ毛
マスカラやエクステによる“バサバサまつ毛”を大人の女性がすると、違和感が出てかなり浮きやすくなります。綺麗な大人アイメイクは、あくまで自然なアイメイクにすることが大切です。
ボリュームも、まつげ全体に出すのではなく中央だけにボリュームを出すと、自然な目力がでます。
(3)涙袋メイク
40代の目元はたるみや小ジワが目立ちますので、涙袋メイクをすると、逆にたるみが目立ったりシワが目立つので要注意です。
(4)垂れ目メイク
40代以降になると目尻が下がってきますので、垂れ目メイクをやると余計に目尻が下がり、老け顔になりやすいので気をつけましょう。
目元のメイク1つで、人に与える印象は変わります。濃すぎず、ポイントだけを強調するような大人アイメイクを心がけましょう。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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