春は何かと新しくしたい季節。ファッションも例外ではなく、トレンド服はもちろん、定番服も新調したくなりますよね。インナーや主役にもなり得る、何かと便利なTシャツは、この時期たくさん出回るのでぜひ買い換えてほしいアイテム。ですが、間違ったものを選ぶと着太りして見えてしまう危険性もあるんです。
今回は、大人の女性はどんな点に注意してTシャツを選ぶべきなのか、着やせして見えるポイントも解説します。
■襟周りは「Vネック」か「クルーネック」!
顔まわりの印象を左右する首元のデザインは、実はTシャツを選ぶ上でとても重要なポイント。これだけで印象も大きく変わってきます。着やせして見えるのは、Vネックかクルーネック(首がつまっている)のデザイン。このどちらにも当てはまらない、中途半端な空き具合の襟ぐりのTシャツはだらしなく締まりがない印象を与え、太って見えてしまいます。より顔をシャープに見せたいなら、Vネック。今年らしく旬な印象にしたいなら、クルーネックのものを選びましょう。
■素材は「肌が透けないもの」をチョイス!
Tシャツ自体の素材感も、着やせに関わる重要なポイント。特に、春夏に多く出回るガーゼ素材などの肌が透けるTシャツは、肌色が微妙に透けることで膨張して見えるため、絶対に選んではいけません! 綿素材で、しっかりシャキッと立つような硬さで、肌色が透けない素材のものを選びましょう。下着の透け感も気にならないので一石二鳥ですよ。
■丈は腰骨くらいまでのものをチョイス!
今年はハイウエストのボトムが流行のため、極端に丈が短いものが多く出回っています。しかし、大人の女性がこれを選んでしまうと合わせづらいばかりか、若作りをしている印象になってしまいます。ベーシックでボトムにウエストイン・アウトができる上に着やせして見えるのは、腰骨くらいまでの丈のオーソドックスなものを。
「腰骨丈」が優秀な理由
例えば短めの丈のトップスの下に重ねてレイヤードを楽しむこともできますし、ハイウエストのボトムをウエストインするのにもスッキリと決まる優秀な丈なんです。長過ぎても腰回りが膨張して見えてしまうので注意が必要です。
何気なく選んでしまいがちなTシャツですが、お洋服のベースとなる重要なアイテムなので、上記の点を思い出しながらお店で手にとってみてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田文菜)