どうしても年齢を感じさせてしまう、目の下、おでこのシワ問題。最近、ちょっとしたテクニックでお肌のハリを取り戻すことができるセルフマッサージが話題なんですよ。今回は、美容家も注目するセルフテクニックをご紹介します。
■皮膚を「動かす」ケアで、肌のハリを回復!?
肌のハリを支えているのは「真皮」と呼ばれる、表皮と皮下組織の間にある繊維。約70%のコラーゲンと、ヒアルロン酸などの線維で作られていますが、老化が進むと弾力が失われ、シワを生んでしまいます。そこで注目されているのが、「真皮」を刺激して新陳代謝を促し、余分な水分や老廃物をリンパに流し込むマッサージ。美容研究家の樋口賢介先生によると、即効性と効果の持続性も高いのだとか!
■顔つまみマッサージ方法
目の下の小じわ
(1)親指と人差し指で、こめかみを軽くつまみます。
(2)そこから目の下を、力を入れすぎないように注意しながら少しずつ内側に向かってほぐしていきましょう。これを3回繰り返します。
(3)最後に美容液を塗ります。片手でこめかみを引き上げ、反対側の手でクマの気になるあたりに塗り込みます。シワを伸ばしながら、内側から外側へ、シワに美容液を浸透させながら撫でましょう。
おでこのシワ
(1)両手の人差し指をおでこに当てます。
(2)指と指でつまむように、おでこの皮を動かします。この時、片手を固定して、逆の指でクルクル回すように、つまみあげるとよいでしょう。右から左へ、おでこ全体を丁寧にほぐします。
(3)両指を使って、眉毛から上に向かって引きあげ血流を流します。これを3回繰り返します。
皮膚をつまむ時の力加減は、マシュマロを掴んだ時に跡がつかないくらいで行いましょう。刺激の与えすぎも、シワの原因となります。また、爪が当たらないように、指の腹でやさしくほぐしてくださいね。
とても簡単ですが、十分に効果が現れることで注目されているようですよ。お肌が柔らかくなる入浴中だと、さらに効果も上がるそうなので、是非、今日から試してみて下さいね。
(つやプラ編集部、イラスト/shiho)
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【参考】
※今野華都子著(2010)『肌が劇的に変わる!「呼吸しながら」3分洗顔』(講談社)
※HIGUCHI式頭筋ストレッチ – マンダム