納豆、ヨーグルト、良質オイルなど、腸内環境美化をサポートするといわれる食べものはいろいろありますが、食べることばかりでなく、「腸内環境を悪化させる食べもの」を食べないことも大切です。
健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、腸内環境のために「食べないようにしている食べもの」を5つご紹介します。
■腸内環境のために「美容家が控えている食べもの」5つ
(1)白砂糖
白砂糖は、糖質の塊です。甘いものは悪玉菌の大好物であるため、可能な限り白砂糖は控えています。
このほか、果糖ブドウ糖液糖、人工甘味料もできる限り控えています。
白砂糖の代わりに、自宅では、メープルシュガー、メープルシロップ、アガベシロップ、ココナッツシュガーを使っています。
(2)買った揚げ物
どんなに良質な油を使っていたとしても、作ってから時間が経った揚げ物は、油が酸化しています。酸化した油をとることは、腸内環境だけでなく、血液の健康にも悪影響を与えます。
(3)脂身の多い肉
動物性脂肪も、悪玉菌の大好物です。肉は、良質なタンパク源ではありますが、脂身の多い肉は食べないようにしています。
(4)パン
パン屋さんのパンなど、カウンターにそのまま並べられて販売されているパンには、原材料の表示義務がありません。そのため、どのようなものが、どれだけ使われているのかを確認することができません。
パンを食べる時は、信頼できるパン屋さんで買うようにしています。
(5)お総菜
お総菜もパンと同じく、量り売りなどでは原材料の表示義務がなく、産地や原材料が全く見えません。
信頼のおけるお店で購入するか、作り置きなどを駆使して、お総菜を買わない食生活に努めています。
最初は、腸内フローラに悪影響を与えるもの全てを食生活から締め出すことが、大変に思えるかも知れません。けれど、食生活は習慣でもありますから、控えることが一度習慣になれば、ストレスを感じることもありません。一つずつでも控える習慣をつけて、腸内フローラをサポートしたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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