夏に向けて紫外線対策と同時に考えたいのが、メイク崩れを防ぐためのテクニックです。
メイクアップアーティストの筆者が、メイク崩れの原因3つと、おすすめアイテム、メイク崩れを防ぐテクニックをご紹介します。
■メイク前の肌がベタついている
保湿ケアをがんばり過ぎて、ファンデーションを塗る前の肌がベタついていると、ファンデーションがフィットしづらくなり崩れの原因となります。
金箔生まれのあぶらとり紙/KINKA
デリケートな肌を考えて作られたこちらのアイテムは素材にこだわり、余分な皮脂だけを瞬時に吸いとると評判です。
あぶらとり紙はメイク直しの定番アイテムとして知られていますが、実はメイク前に使用することで、ファンデーションのノリや持ちが良くなるのです。Tゾーンやあごまわりなどの日頃メイクが崩れやすい箇所は、ベースメイクをする前にさっと皮脂を押さえましょう。
たったこれだけで余分な皮脂がとり除かれて、メイクのもちがグッと良くなるのでおどろきです。ティッシュやパルプ素材のあぶらとり紙はうるおいもとりすぎる傾向がありますので、アイテム選びも慎重に行いましょう。
(全2種 1冊50枚綴り 税抜価格350円)
画像:華
■1年中同じ下地を使っている
下地によって、メイクの仕上がりが変わります。肌に変化を感じたら、まずは下地を見直しましょう。
皮脂テカリ防止下地/セザンヌ
肌色の透明感をアップさせながら皮脂吸着パウダーが肌をなめらかに整えてくれるので、メイクの持ちが良くなります。サラッとしたテクスチャーでこれからの季節に心地よく使える点も魅力です。
毛穴が目立たなくなる効果もあるので、上品な肌に仕上げてくれます。この価格でこのクオリティは、アラフォー世代にも大満足です。
(全2色 30ml 税抜価格600円)
画像:ライトブルー
■崩れにくいファンデーションを使っていない
崩れが気になる季節になったら、ファンデーションを変えたり部分的につけ方を変えましょう。
例えば、全体はリキッドだけにしていても、皮脂が過剰の部分はフェイスパウダーで押さえて持ちを良くすると効果的です。
カラーステイ メイクアップ/レブロン
ベースメイクに定評のあるレブロンのなかでも人気の高い「カラーステイシリーズ」です。
適度なカバー力と伸びの良さ、オイルコントロールをしながらうるおいを与えつづけてくれる独自の処方で、つけたての美しさが長時間キープできます。
軽いスポーツをしても、さっと汗を拭う程度で復活できる秀逸なフィット感は納得のいくアイテムです。崩れにくいリキッドファンデーションをお探しの方は、ぜひお試しください。
(全6色 30ml SPF15 税抜価格2,000円)
化粧品の特徴を把握して上手に使いこなせば、崩れやすい季節でも快適に過ごせます。ちょっとした加減が美肌仕上げを左右します。毎日のことですが、ザツにならずに丁寧に顔に触れることも大切ですね。
フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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【参考】
※金箔生まれのあぶらとり紙 – KINKA
※皮脂テカリ防止下地 – セザンヌ
※カラーステイ メイクアップ – レブロン