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間違うとかえっておデブ!?「ココナッツオイル」正解の取り入れ方2つ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

アンチエイジングやダイエットに効果があると話題の「ココナッツオイル」。すでに取り入れられている方も多いかも知れませんね。でも、「ダイエットの効果が実感できない……かえって太ったかも!?」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。ココナッツオイルをダイエットに取り入れるには、少しコツが要ります。 そこで今回は、ココナッツオイルがダイエット向きな理由と、上手な取り入れ方をご紹介したいと思います。

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■ココナッツオイルがダイエットにおすすめな理由

私たちの身体は「糖」を主なエネルギー源とし、身体の中の糖を使い切ると脂肪を分解して「ケトン体」を作り、それをエネルギー源として利用します。 糖質を減らすことで、脂肪をエネルギー源として利用する「ケトジェニックダイエット」を推奨されている順天堂大学の白澤教授によると、現代は糖質の多い食べ物に溢れ、ケトン体回路の働きが悪くなっているのだとか。そこで、このケトン体回路の活性化に一役買ってくれるのがココナッツオイルなのです。含まれる中鎖脂肪酸は、血液中のケトン体濃度を上げ、ケトン体回路を活性化してくれるのだとか。

 

■ココナッツオイルの上手な取り入れ方2つ

(1)「朝」に摂って代謝UP

白澤教授によれば、中鎖脂肪酸は食後約3時間で分解され、ケトン体を作りエネルギーとして利用するそうですから、朝にココナッツオイルを摂ることで、エネルギー不足になりがちな午前中も代謝のよい痩せ体質作りをサポートしてくれます。

 

(2)「置き換え」なければ意味なし!?

ケトン体回路を活性化するとはいえ、ココナッツオイルは油。他の油と同様に1gあたり約9kcalのエネルギーがあります。ココナッツオイルをダイエット目的で取り入れるのであれば、今使っている油と置き換えるか、ココナッツオイルを摂った分、他の油は控えましょう。

美容と健康に良いとはいえ、摂り過ぎは禁物。上手に取り入れて、アンチエイジングやダイエットに役立てたいですね!
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

【関連記事】
加熱するだけでイイの!?「リンゴでアンチエイジング」レシピ3つ

【参考】
※白澤卓二著(2014)『病気にならない“食べもの”バイブル』(扶桑社新書)
※白澤卓二著(2012)『2週間で効果がでる!白澤式ケトン食事法』(かんき出版)
※『クロワッサン特別編集 ココナッツオイル・バイブル』(マガジンハウス)

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