定番になりつつある「クッションファンデーション」は数多くの製品が出ているものの、「実際には使ったことがない」「買ったけどどうやって塗ればいいか分からない」といった声が少なくないようです。
しかし、クッションファンデーションは時短しながらつや肌を叶えてくれる便利なアイテムなので、毎日のメイクで上手に活用したいですね。
美容ライターの筆者が、クッションファンデーションでつや肌に仕上げる塗り方についてお伝えします。
■クッションファンデーションでつや肌に仕上げる塗り方
トントンと置くように塗る
クッションファンデーションは、パフを置くように塗ります。リキッドファンデーションを塗る時のように、スポンジを肌の上で滑らせることはNGです。
トントンと置くように塗ると、きれいに仕上げることができます。
クッションファンデーションをパフにとる時は、パフの半分にジュワッとしみこませてください。ファンデーションの種類にもよりますが、その量を半顔分と考えて半顔ずつ塗っていきましょう。
頬の高い部分から塗り始める
クッションファンデーションをパフにしみこませると、最初はパフにたっぷりと液がついた状態になります。そのため、一番多く塗っても問題ない箇所から塗り始めることが大切です。
一番多く塗っても良い場所は、頬の高い部分です。この部分がきれいだと肌全体がきれいに見えるので、たっぷりと塗って美肌感を高めましょう。
頬の高い部分→頬全体→あご→額→鼻→小鼻のわきや口角の順に塗っていくと、ヨレやくずれを防ぎながら美しく仕上がりますよ。
フェイスパウダーは不要
一般的にリキッドファンデーションの場合は上からフェイスパウダーを重ねて仕上げますが、クッションファンデーションの場合はフェイスパウダーを重ねる必要がありません。そのため、粉をのせる手間を省くことができますし、ぬれたようなつや感を楽しむことができます。
しかし、肌質やファンデーションとの相性によっては、目の下やTゾーンなどがくずれてしまうこともあります。その場合は、くずれやすい部分にだけフェイスパウダーを重ねておくと、つやはそのままに化粧くずれを防げるでしょう。
ベースメイクの手間を減らし、理想のつや肌を実現しやすくなるクッションファンデーションは、使い方のコツさえおさえればむずかしいアイテムではないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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