アイメイクが格段にラクになる「マツエク」(まつ毛エクステ)。デザインとボリュームによってはとても自然で、大人世代の支持もグンと高くなっています。
一度マツエクをすると、マツエクがない目元は寂しく感じると思います。しかし、「ずっとマツエクをつづけていると、まつ毛が減るのでは?」という声も聞きます。
コスメコンシェルジュの筆者が、「マツエクのメリットとデメリット」をご紹介します。
■マツエクのメリット4つ
(1)メイクの時短になる
マツエクをしていると、アイメイクが格段に早く仕上がります。ビューラーとマスカラいらずで、アイライン効果もあります。人にもよりますが、10分程度は時短になるでしょう。
ヨレとも無縁なので、夏場は特に重宝します。
(2)ナチュラルに盛れる
マツエクはマスカラを使うより目力が上がり、つけまつ毛ほど大げさではありません。自まつ毛が増えたような、ちょうど良いボリューム感を出せます。
すっぴんでも目元がきまるので、旅行の前に着けるのもおすすめです。
(3)メイクによるまつ毛のいたみが無い
目力を出すためにビューラーを使ってまつ毛を上げますが、使い方を間違えるとまつ毛に負担がかかります。ビューラーを根元ギリギリにあてて力任せに挟むと、まつ毛が抜け落ちてしまうので要注意です。
その点、マツエクはビューラーを使わないので、メイクによるまつ毛のいたみがありません。
(4)デザインひとつで印象を変えられる
マツエクの最大の魅力は、デザインを工夫することで目元の印象をガラッと変えられることでしょう。材質も豊富で、「太さ」「長さ」「カール」の形状などの好みを選べます。
アイリストさんと相談しながらデザインを決めるのも、楽しみのひとつです。
■マツエクのデメリット3つ
(1)まつ毛に負担がかかる
最近では軽い素材のものや、肌にやさしいグルーが増えてきましたが、それでもトラブルが起こる可能性はあります。
・アレルギー症状
・脱毛
・まつ毛ダニによる目の不調
上記などの症状が現れたら、マツエクを中止することをすすめます。
(2)マツエクにも使えるクレンジングが必要
グルーにとって油分は大敵です。クレンジングは、マツエクにも使えるジェルやリキッドタイプがおすすめです。
シャワーを勢いよくかけることも、エクステが外れる原因につながります。やさしくクレンジングすることを心がけましょう。
(3)メンテナンスにお金がかかる
常にフサフサのまつ毛を保ちたい場合、大体2週間に1度はサロンへ通うことになります。リペア料金といえど回数を重ねれば高額になっていくため、マツエクを断念する人も多いようです。
魅力的なまつ毛になれる「マツエク」。「やってみようかな」と思ったら、メリットとデメリットを知ったうえでトライしてみてくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子)
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