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梅雨こそ徹底!「菌だらけポーチ」にしないためのケア方法


小塚美香

雑菌が増える梅雨時に、是非チェックして欲しいのが「化粧ポーチ」! 雑菌だらけのメイク道具を顔に塗り込んでいませんか?

梅雨こそ徹底!「菌だらけポーチ」にしないためのケア方法

それでは、お肌も化粧品もかわいそうですよね。備品や小物類にも気を配り、清潔に大切に取り扱うことで、お肌が健やかに輝くだけでなく、メイクの伸び・つや・発色がグッとアップしますよ。

■細菌が増殖する3大条件

いつでも清潔な状態であるべきなのですが、梅雨の時期は雑菌が繁殖する条件がそろってしまいます。日頃から肌トラブルのお悩みをお伺いしていく中で、「ファンデーションスポンジが両面汚れて、まるでコロッケのよう!」そんな場面によく出会います。また、両面が汚れていなくても、スポンジの劣化が進み、ボロボロで固くなっているものを使っているケースも。汗や皮脂を含んだスポンジは、ケースの中で汚れと湿気で菌が増殖しています。

(1)温度

ほとんどの細菌は10~60℃で増殖し、人の体温に近い35〜36℃前後で最も増殖する傾向があります。

(2)栄養

パフやスポンジは肌の「皮脂」や「油分」を吸収し、それをエサとして雑菌や細菌が繁殖します。

(3)水分

水分が多い状態は、絶好の増殖環境です。夏場の汗を吸ったスポンジをそのままケースの中に放置しないようにしましょう。

■菌の増殖を防ぐ3つの方法

1.週に1回は洗って!「スポンジ・パフ」

スポンジ用のクリーナー、もしくは、中性洗剤を水で薄めて優しくもみ洗いしましょう。しっかりすすいで日陰に干して乾かします。 日向に干してしまうと、固くなるなどの劣化が進むので注意して下さい。スポンジやパフ等は、洗い替えをするために2〜3枚あるとベスト! ため込まず、こまめに洗うと汚れもたまりにくく、スッキリきれいに保てます。

2.毎回拭き取ろう!「ビューラー・ブラシ」

ビューラーなど材質が固いものは、毎回ティッシュ等で拭き取りましょう。ブラシは、毎回ティッシュで粉をしっかり払うようにして、日々汚れをため込まないようにしておきましょう。汚れ具合によっては、素材・材質を確認して、中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を薄めた水で振り洗いし、きちんとすすいで、形を整え乾燥させましょう。

3.定期的に洗って!「化粧ポーチ」

洗えるポーチであれば、定期的に手洗いしましょう。洗えないポーチの場合も、固く絞ったぬれタオル等でポーチの汚れをしっかり拭き取り乾燥させましょう。

憧れの女性が化粧ポーチから汚れたコスメや指紋のついた鏡が出てきたら、なんだかがっかりしてしまいますよね。大人の女性として、備品・小物にも気を使える清潔感は大切にしたいですね。

(ホリスティックビューティインストラクター 小塚美香
スキンケア、植物療法の各種資格と共に、長きに渡る肌カウンセリングの臨床経験を持ち、スキンケアに関する知識と実績に定評。アンチエイジングアドバイザーやアロマ講師としての一面も持ち、研修・講座等を開催、1児の母でもある。)

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【参考】
みんな知ってる?菌のこと|家中の潜伏菌を撃退!! – 花王
細菌発育の3条件 食中毒の基礎知識 食中毒予防教室 – サラヤ

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