寒くなり乾燥が気になっても、「手軽なパウダリーファンデーションが手放せない」という人は多いのではないでしょうか。
パウダリーファンデーションはカサつくイメージがあるかもしれませんが、塗り方や下地によって、するんとなめらかなツヤ肌を叶えられます。
コスメコンシェルジュの筆者が、乾燥に負けないパウダリーファンデーションの塗り方をご紹介します。
■保湿は丁寧に
パウダリーファンデーションをツヤっぽく仕上げたい時には、保湿の力を借りましょう。普段使っているスキンケアアイテムでも、丁寧に重ねづけをすれば保湿力がぐんと上がります。
化粧水と乳液をつける際は、その都度ハンドプレスをして肌に浸透させます。手のひらのぬくもりで圧をかければ成分が届きやすくなり、血行も良くなります。
スキンケアの最後にオイルをとり入れると、よりツヤ肌に近づけます。
■下地の選び方
ツヤ肌を作るための下地選びで大切なポイントが2つあります。
以下の条件を満たしている下地が最適です。
(1)保湿成分が配合してあるもの
(2)パールやラメなどの光コントロール効果があるもの
下地に保湿成分がしっかりと配合されていれば、肌にフィットしやすく自然なツヤが生まれます。さらに、乾燥が原因の化粧崩れの予防にもつながります。
パールやラメも配合してあれば、レフ板のような効果が狙えるので、トーンアップも同時に叶えます。
■パウダリーファンデーションの選び方
ツヤ肌を叶えるパウダリーファンデーションの条件は以下の3つになります。
(1)美容液成分が配合してある
(2)粉の粒子が細かい
(3)パールなどが配合してある
ここ数年、パウダリーファンデーションの進化には目を見張るものがあります。新しいアイテムにチャレンジして、どんどんアップデートしていきましょう。
■ツヤ肌に仕上げるコツ
ツヤ肌に仕上げるには、ファンデーションは薄付きに仕上げることが大切です。そのため、下地をまんべんなく塗って肌を整えます。
ファンデーションを塗る時にはスポンジでなく、ファンデーションブラシを使うとツヤが出やすくなります。その際、ブラシをくるくると動かして肌を磨くように塗れば、さらにツヤ感がアップします。
ファンデーションを塗り終えたら、手でしっかりとハンドプレスをして肌に密着させれば、ツヤ肌の完成です。
空気が乾燥する季節は、肌がツヤっとしていると満ち足りて幸せそうな顔に見えます。手軽なパウダリーファンデーションに少しの手間をプラスして、ツヤ肌を手に入れましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子)
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