若い頃はさらさらした汗を滝のようにかいていたのに、いつの間にか量が減ってなぜかべっとりした汗をかくように……。それはズバリ加齢現象! ではべとべと汗をさらさら汗に戻す方法とは!?
■ベトベト汗ってどんな汗?
長年、冷房にさらされる環境に慣れ、運動不足で汗をかく機会が減ると、汗腺の機能が衰えます。それによってさらさら汗からべとべと汗に、汗の質が変わってくるのです。また蒸発しにくい「べとべと汗」は、雑菌の繁殖を助けてしまい、嫌な臭いを発散させてしまうことも。冬の汗が意外と臭いやすいのもそのせいなのです。
■軽い運動は必須!
四季を感じる野外運動がぴったり! まずは発汗を促す軽い運動を取り入れましょう。炎天下でハードな運動をする必要はありません。歩いて買い物に行く、駅では階段を使うなど、ほんのり汗ばむ程度の運動をこまめに行いましょう。汗腺機能の衰えは、四季の気温差に体が対応できないことも原因。できるだけ外気を感じられる運動がよいでしょう。
■乳酸菌と緑の野菜をたっぷりと
腸内の悪玉菌は、動物性たんぱく質を栄養に臭い成分を作り出してしまいます。お肉の取りすぎは控えましょう。お肉を食べる前後に、乳酸菌飲料やヨーグルトを摂ると、悪玉菌の増殖を防ぎ、結果的に臭いを抑えることになります。また、クロロフィル(葉緑素)を含む野菜も臭い予防には効果的。小松菜やパセリなど、緑色の濃い野菜を意識的に摂りましょう。
べとべと汗は、ナトリウムを多く含んでいます。大量にかくと体内の電解質バランスが崩れ、日射病で倒れたり筋肉が痙攣する危険性も。日々汗腺を鍛えて、毎日元気に過ごしたいものですね。
(つやプラ編集部)
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