薄着の季節になると気になるのが、ひじやひざの黒ずみですよね。「黒ずみの原因になるようなことは何もしていないはずなのに」と悩む方も多いと思います。
ですが、自分では気がついていないだけで、毎日繰り返している習慣が原因となっている場合があります。
コスメコンシェルジュの筆者が、ひじやひざが黒ずむ原因をわかりやすくご説明します。
■ひじやひざが黒ずむ原因とは?
気温が上がると、軽やかなファッションに手が伸びますよね。半袖やノースリーブのトップス、スカートを履いた時、ひじとひざの黒ずみが気になることはありませんか?
ほかのパーツに比べて、ひじとひざが黒ずみやすい原因を解説します。
黒ずみの原因
ひじやひざの黒ずみの原因のひとつに、「色素沈着」が考えられます。
摩擦・圧迫
服などによって摩擦をうけると、肌を守るために「メラニン色素」が発生します。メラニン色素はターンオーバーによって自然に剥がれ落ちるものですが、摩擦をうけた肌は角質が厚くなり、黒ずんで見えます。
肌に圧力がかかることも同じ理由で、黒ずみの原因につながるでしょう。
乾燥
ひじやひざは皮脂腺や汗腺が少なく、乾燥しやすいパーツです。肌が乾燥するとターンオーバーが乱れるため、黒ずみが目立ってしまいます。
■黒ずみにつながるNG習慣
ひじ
デスクワークの際や友だち、家族とおしゃべりをしている時に、頬杖をついていませんか? 頭部の重みと机の圧迫により、ひじが黒ずみやすくなってしまいます。
特に、片頬だけ頬杖をつくクセのある人は要注意です。いつも頬杖をつく側のひじだけ、黒ずみがひどくなってしまう場合があります。
黒ずみだけではなく、正しい姿勢と顔のゆがみ対策のためにも、頬杖はできるだけつかない方がベターです。寝転がって本を読んだりスマートフォンを眺めることも、ひじに体重がかかると黒ずみの原因につながるので気をつけてください。
ひざ
子どもの世話をする時や、座っていて近くのものをとる時、掃除中など、ひざで立っている時間は意外と多くあります。全体重をひざで支えるとかなりの負担となりますので、立膝はなるべく控えた方が良さそうです。
また、正座や足を組むことも黒ずみの原因につながるので、気がついた時にはすぐに直しましょう。
■おすすめのケアアイテム
(1)Oh! Baby ボディ スムーザー N/ハウス オブ ローゼ
まずは古い角質をオフしていきましょう。こちらのアイテムは、「天然温泉水」を含んだスクラブを配合しているため、角質を柔らかくする働きがあります。
スクラブ剤を手に取り、ぬるま湯を少し加えて練ったら、軽くマッサージをします。肌あたりが優しく、肌に負担をかけずに古い角質をオフできます。
洗い上がりの肌はすべすべ、つるつる、やわやわで、とても気持ち良いです。
(570g 税抜価格2,000円)
(2)バイオイル/バイオイル
ビタミンA・Eを含み、保湿による効果で肌を柔軟に仕上げます。独自の研究開発により、高保湿ながらもサラッとしたテクスチャーで、これからの時期でも使いやすいオイルです。
お風呂上がりに気になる部分を軽くマッサージしながら塗り込んでいきます。
(25ml 税抜価格700円/60m 税抜価格1,600円/125ml 税抜価格2,800円/200ml 税抜価格3,600円)
普段の習慣を少し変えるだけで、黒ずみをさけることができそうです。気づいたらすぐに黒ずみ対策をしていきましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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