なんとなく「以前よりも顔のハリや弾力がない」「たるみが気になる」と思いつつも、具体的にどこが若い頃と変化しているのかはわかりづらいものですよね。そんなお悩みを簡単にチェックする方法があります。
エステティシャンの筆者が、たるみの進行度チェック法をお伝えします。
■10年前・20年前の免許証など証明写真を用意
まずは、10年前や20年前の免許証と今の免許証を用意してください。
証明写真などの表情のないものがわかりやすいのですが、それがなければ旅行先などで撮影した写真でもOKです。その場合、できるだけ正面で写っている写真が好ましいです。
体重があまり変わらなくても、10年前や20年前の写真ではフェイスラインのスッキリ感などの変化を感じるはずです。パッと見た時の印象をじっくりみていきましょう。
■たるみの進行度チェック法
以下のポイントをふまえて、昔の写真と今の顔を比べてみてください。
フェイスライン
20代のフェイスラインはV型、30代半ば以降はU型、50代以降はスクエア型に変化するといわれています。あなたは今、何型でしょうか?
スクエア型に近いと感じるのなら、今すぐたるみケアに力をいれていきましょう。
眉尻・目尻の下がり方
おでこや眉周辺の筋肉が下がると、眉尻や目尻が下がってきます。若い時はキツイ印象の顔でも、年齢とともにやさしい顔になるのはこのためです。
ポジティブにとらえることもできますが、下がりすぎないためには頭皮ケアや顔の上半分のほぐしやたるみケアが必須です。
頬の高さ、頬の幅
頬の一番高いところは、年齢とともに横や下へと流れていきやすいものです。頬の高さが下がって横に広がると、顔の幅が広くなり、ほうれい線が深くなる場合があります。
頬周辺には筋肉がたくさん連なっていますが、意外と使えていない場合が多く、衰えやすいものです。たくさん笑ったり、顔の筋トレをしたりすることで、対策をしていきましょう。
■細かく「肌老化」をチェック
目のぱっちり感(眼輪筋)
まぶたの筋肉が衰えると目がしっかりと開かず、目に光が入らないので、元気のない印象を与えてしまう場合があります。
スマホやパソコンを見る時に長時間下向きにならないよう気をつけましょう。また、過度なまつげエクステには注意してください。
小鼻の膨らみ(頬)
頬の筋肉が衰えると小鼻も膨らみがちになります。気になる人は、頬の筋肉を鍛えましょう。
人中が伸び、凹凸がなくなる(鼻下)
鼻下の溝も年齢とともに凹凸が減りやすく、のっぺりとした印象を与えがちです。
唇のふっくら感や山がなくならないように、口輪筋を鍛えましょう。唇の薄い方は凹凸が変化しやすいので、注意してください。
たるみチェックをして終わりにするのではなく、筋肉の衰えは鍛えることでケアしていくことができます。また、肌のゆるみを引き締める化粧品もたくさん販売されているので、できるところから対策をしていきましょう。
年齢による変化をポジティブにとらえつつ、自分なりのケアをみつけて素敵に年齢を重ねていきましょう。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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