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夏に溜めた冷え撃退!美肌・美腸に◎「身体温め秋野菜」4つ


三浦 絵里子

風も涼しく、いよいよ秋の到来となる9月。夏の間に溜めてしまった体内の「冷え」によって急に風邪を引いたり、身体が重だるく感じることが多くなるのもこの季節の特徴です。健康や美しさにこだわるエイジング世代ならば、寒い冬に備えて身体を温かくしていくことが今月の必須事項。そこで1日に1回は食べたい「身体を温める秋野菜」をご紹介します。

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■身体を温める秋野菜4つ

糖質で滋養を補給!「かぼちゃ」

でんぷんや食物繊維などの糖質のほか、β-カロテン、ビタミンEが豊富に含まれるかぼちゃ。血行を促進して免疫力を高める以外にも、ホルモンバランスの調整をしてくれると考えられています。「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」という言い伝えもあり、古くから親しまれる秋野菜のひとつです。

 

カロテンで美肌ゲット!「にんじん」

カロテンが非常に多く含まれるにんじん。心臓病や動脈硬化の予防となるほか、皮膚や粘膜を保護して美肌を保つ働きもあります。カロテンは脂溶性なので、油脂の多い食材やオイルを使った炒め物で摂るとGOOD。グラッセは理想的な調理法です。

 

腸デトックスに最適!「さつまいも」

焼きいもや大学いもなど、おやつにしても美味しいさつまいも。その甘みの主成分はでんぷんで、加熱によって糖質に変わり甘みが増します。注目すべきはビタミンCと食物繊維、切ると出てくる白い液「ヤラピン」。腸のぜん動運動を促進してお腹の中をキレイにしてくれると考えられています。

 

インフルエンザ撃退!「レンコン」

大きくなった蓮の地下茎が食用となるレンコン。野菜には珍しい「ビタミンB12」が豊富で、疲労回復や口内炎、肌荒れ、貧血予防に効果的と言われています。また切ったときに出る糸状の成分、胃腸の粘膜を保護して風邪やインフルエンザウイルスの侵入を防いでくれるといわれています。

野菜の「冷」と「温」は、そのお野菜の原産はどこか、そして旬はいつかでほぼ分かります。寒いところで育ち、寒い季節に旬を迎えるお野菜は、そのお野菜自らを温める工夫があり、つまりは「温野菜」になると言えます。あなたも、温野菜の恵みで今冬はあったか美人を目指してみては?
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)

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【参考】
※内田悟著(2010)『青果店「築地御厨」直伝 野菜の選び方、扱い方。』(中央公論新社)
※白鳥早奈英・板木利隆著(2011)『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』(高橋書店)

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