2021年02月02日

1点投入で肌が変わる！？冬の乾燥を徹底ケアする保湿コスメ

エステ・セラピスト
町山町子

マスクをする機会が増え、肌荒れに悩む人も多いのではないでしょうか。乾燥が気になる季節ですが、面倒だからとケアをサボって後悔したことはありませんか？

エステセラピストの筆者が、エイジングサインをケアしながら、冬でもうるおいのある肌に導く保湿コスメを4つご紹介します。

■冬の大人肌を健やかに整える「保湿コスメ」4選

(1)REプラセンタ美容液／アール・イー

「ヒト歯髄幹細胞培養液」が配合されており、「馬プラセンタエキス」や「3GF（EGF・FGF・IGF）」という、ノーベル賞受賞者が発見した、本来自らが補うことがむずかしいとされている成分を配合しています。この3GFは、細胞に働きかけ肌のツヤ・うるおいをケアする3種類のたんぱく質のことで、肌の土台を整える働きがあるのだそうです。

使い続けることで、肌のハリや弾力、シワへのアプローチも期待できる美容液です。

筆者は、肌寒さを感じ始めたころからグングンと肌が美容液を吸い込むようになりました。肌にスーッと浸透していくので、今の時期は美容液をスポイトで2回出して使っています（1回目を肌に浸透されてから2回目をつけることがポイント）

筆者は、肌寒さを感じ始めたころからグングンと肌が美容液を吸い込むようになりました。肌にスーッと浸透していくので、今の時期は美容液をスポイトで2回出して使っています（1回目が肌に浸透してから2回目をつけることがポイント）。

朝または夜の洗顔後すぐに、美容液を手のひらで温めてから、顔全体に押し込むようにして使っています。気になる箇所は重ね付けしています。
（30ml　通常購入税抜価格8,640円）

(2)Regen H2エッセンス／Regen H2

肌細胞のサビ（老化）に水素の抗酸化作用でアプローチする、水素美容液です。

水に触れると水素が発生する技術を採用しており、水素の高発生が期待できるそうです。そのため、化粧水の後に使用するアイテムとなっています。保水成分の「プロテオグリカン（ヒアルロン酸の約1.3倍の保水力があるといわれている）」も配合されています。

水素美容は、以前から注目されている美容法です。水素による抗酸化力が体内に蓄積される悪玉活性酸素の除去に役立ち、美容面はもちろん、健康面や頭皮・頭髪のケア効果も期待され、治療などにも広く活用されています。

一時期、水素は全物質のなかで最小の分子であるため、製品化するのがむずかしいといった話もありました。そのため、筆者はこちらのアイテムの水素の発生方法と保持方法が気になり、試しています。

化粧水で肌を整えた後、2プッシュを手にとり顔になじませます。伸ばすと最初はザラっとした肌ざわりですが、伸ばしていくとそれが溶けてスーッと肌になじみ、サラサラになります。筆者は、夜のスキンケアに使用しています。

上記の2アイテムを使い始めて、肌トラブルの回復が早くなったように感じます。また、毛穴が目立つなどの悩みも以前より気にならなくなりました。
（30g　税抜価格8,800円）

(3)カリテサナ® ゴールドボディバター／VEGETAL-PROGRESS SRL

100％有機栽培で育てられた高純度「シアバター」を使って作られた栄養保湿クリームです。髪や顔、デリケートゾーンを含めた全身に使えます。

シアバターは保湿力が高く、全身に使えて、とてもリッチなうるおいを与えてくれると世界で広く流通していますが、初めて抽出物として製品化したのがこちらのブランドなのだそうです。セレクトショップはミラノの一等地であるブレラ地区にあり、オーガニック化粧品や食品を幅広く扱っています。

見た目はバターのような質感で、ラメが入っているかのような光沢があります。手や肌のうえにのせると体温でとけて、スーッと伸びていきます。少量でもすぐにうるおいます。

ほのかな香りは、複数の植物由来の「油脂」「精油（シア脂、ミドリハッカ葉油、アトラスシーダー木脂、ニオイテンジクアオイ油が主成分）」から構成された香りのようです。

筆者は、スキンケアの仕上げに、ほうれい線、おでこ、目の下、目尻、口もとなどのシワが入りやすい箇所にのせて顔全体に薄く伸ばし、首やデコルテにも伸ばして使っています。その後にメイクをする際は、少し時間をおいてから軽くティッシュオフすると良いでしょう。日中や夜などに、顔以外の色素沈着が目立つ場所（ひじやひざなど）にポイント使いしても良いですね。
（30ml　税抜価格4,000円）