2020年10月10日

【肌色ガイド付き】大人っぽい色香漂うパープル系シャドウ

美容ライター
斎藤真知子

マスクを着用していても、やっぱり秋色メイクは楽しみたいですよね。この秋冬は、流行の続く赤み系のカラーに加えて、しっとりとした女らしさを感じさせるパープル系のアイカラーが豊富です。

美容エディター＆ライターの筆者が、大人女性におすすめのパープル系アイシャドウを5つご紹介します。

■この秋は、寒色系アイカラーが復活

ここ数年のアイメイクは、レディッシュブラウンやテラコッタ、オレンジ系などの暖色系カラーの流行が続いていますが、2020年は久しぶりにブルーやパープル系などの寒色系カラーも台頭してきました。

アラフォー世代が20代の頃はクールカラーのアイメイクが流行っていたので、寒色系カラーに特に抵抗はないかもしれませんが、「20代の時と同じメイクはできない」「最近はリップにポイントメイクをして目元はナチュラルカラーだけだったので、久しぶりに色を使うアイメイクはなじみにくい」という人もいるかもしれません。

そんな人にぜひ使ってほしいのが、「パープル系のアイカラー」です。

■紫ニュアンスで色香と憂いある目元に

紫は、アラフォー女性にとてもおすすめのカラーです。なぜなら、赤み系から青み系まで色のレンジが広いので、どの肌色の人でも使いやすいという点や、大人っぽさや女性らしい色気、憂い、ミステリアスな雰囲気を感じさせる美人色だからです。

自分に似合う紫色を見つけるのはむずかしいと感じるかもしれませんが、「青みの強い紫・パステル系の紫：ブルベ（ブルーベース）肌」「赤みの強い紫・ブラウン寄りの紫：イエベ（イエローベース）肌」といったことを参考に選んでみてください。青みにも赤みにも寄っていない紫は、どちらの肌色の人でもOKです。

■コツは、色数を絞ってポイント塗り

塗り方にも少し注意が必要です。二重の幅のみにぺったり塗ると、まるでバブルの頃のメイクのようになってしまいます。目尻側だけに入れたり、下まぶたの目尻側に少しつなげたりすると今っぽく仕上がります。

また、最近は単色で仕上げるアイメイクが人気なので、キレイなグラデーションを作ってまぶた全体をしっかり塗ってしまうと古臭い印象になってしまいます。他の色と組み合わせる場合は、まぶたのくすみをカバーするために明るい色をベースに塗ったり、色というより輝きの強いカラーをポイントに重ねたりしてみましょう。

紫系は、マットな質感でべったり塗ってしまうとアザのように見えてしまうこともあるので、アイメイクに自信がない人はパールが強めのアイシャドウを選びましょう。

■大人女性におすすめのパープル系アイシャドウ5選

筆者も愛用中の、おすすめの秋色紫アイシャドウをご紹介します。目安のために、おすすめの肌色とパールやラメの輝き度を5段階評価で紹介しています。

(1)ル・ヌフ・ジバンシイ／パルファムジバンシイ

発売以来人気の9色入りアイシャドウです。9色の中に、マット、サテン、グリッター、メタリックと4種類のテクスチャーが入っているので、気分や好みでさまざまな組み合わせのアイメイクが楽しめます。しっとり吸いつくような粉の質感や、色が1日中長持ちする点も優秀です。

画像アイテムは2020年の秋の新色として発売された、ブラウンから赤みのパープル系、ピンクなどで構成された「No.03」です。

下段中央の赤み系の紫は極端に派手にはならないので、目尻側にポイントメイクとして使うとほんのり色香のある雰囲気を作ってくれます。一見、紫には見えない中段左のブラウンカラーや左上端のディープカラーも、塗ると紫のニュアンスを含んでいるのでどの色とも上手くなじんでくれます。アイメイクが楽しくなるアイシャドウです。

おすすめの肌色：イエベ肌

輝き度：質感が4タイプあるため総合判定はナシ

輝き度：中央のグリッターカラーは4
（税抜価格7,600円　パルファムジバンシイ）