秋らしい気候の日も増え、朝ごはんは温かいものが食べたい季節になりましたね。
朝ごはんには、食べることで「身体に朝が来たことを告げて体内時計をリセットする」「腸の運動を促す」という大切な役割があります。無理にたくさん食べる必要はありませんが、少量でもいいので食べる習慣をつけて、腸のリズムを調えたいものです。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、朝からお味噌汁を作っている時間がない方でも簡単にできる、豆乳を使った温かい朝ごはんレシピを3つご紹介します。
■豆乳で簡単!腸活ホット朝ごはんレシピ3つ
(1)腸活&冷え取りに!豆乳味噌スープ
「朝は、和食的なものが好き」という方におすすめなのが豆乳味噌スープです。
豆乳200ml程度に味噌を大さじ1溶いて弱火で温めます。
味噌は、発酵食品ですからお腹に優しい食品です。出汁からお味噌汁を作るのは大変ですが、豆乳のまろやかなコクで、出汁が入っていなくても美味しく飲むことができます。
お好みで、長ネギやゆずなどの薬味を加えれば、冷え取り効果も加わりますよ。
(2)腸活&美肌に!豆乳トマトスープ
「朝は、洋食派」の方におすすめなのが、豆乳とトマトジュースで作るスープです。
トマトジュース150mlに豆乳を50ml程度加え、弱火で温め、塩で味を調え、オリーブオイルを加えて出来上がり。
トマトに含まれるリコピンは、加熱・粉砕した状態で、油と一緒に、かつ朝に摂ったほうが身体への吸収が良いことが分かっています。豆乳トマトスープは、そのすべてが叶う美肌スープ!
また、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、腸内で潤滑油のような働きをして、スムーズなお通じを促す効果も期待できます。
(3)腸活&ダイエットに!豆乳ヨーグルトボウル
「朝は、甘いもののほうが食べやすい」という方におすすめなのが、豆乳ヨーグルトボウルです。
ヨーグルト150g程度に豆乳を100ml程度入れて、弱火で温めます。仕上げにはちみつやシナモンをかけて出来上がり。
ヨーグルトはとろみがあるため、胃に残る時間が長く、また少し甘みを加えることで満腹感も高まりますから、「お昼ごはんまでに、ついつい何か食べたくなってしまう」という方にもおすすめの朝ごはんレシピです。
朝は一日の中で一番体温が低い時間帯です。寒くなるこれからの季節は、温かい朝ごはんを食べて、朝から元気に活動したいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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【参考】
※トマト大学医学部 – カゴメ