長引くマスク生活のなかで、毎日のメイクに悩んではいませんか? 特に、マスクメイクの主役になるアイメイクは、マスクとの相性も考慮する必要があるので悩みどころです。
肌馴染みの良いアイシャドウを使うことで自然な仕上がりになる一方、ツヤや華やかさがないと地味に見えてしまうという落とし穴もあります。
そこで、「グリッターシャドウ」の出番です。手持ちのアイシャドウに重ねてマスクメイクに華をそえましょう。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、デパコス「スック」とプチプラ「クリオ」のよく似た”グリッターシャドウ”を徹底比較しながらメイクパターンと合わせてご紹介します。
■大粒のゴールドパールが星屑のような上品なきらめきを生む
トーン タッチ アイズ 12秋蛍/スック
3種類の質感と高い発色で目元を美しく印象的に彩る、パウダータイプのアイシャドウです。
画像カラーの「12 秋蛍(AKIHOTARU)」は大粒のパールを含んだ「ステラー」と呼ばれる質感で、輝くようなきらめきを放ちます。つやプラ世代なら単色で使うのではなく、マットなアイシャドウなどにきらめきをそえたい時の重ねづけにおすすめです。色味はオレンジのニュアンスを感じる明るいベージュで、肌に馴染みやすく黄みのあるカラーと相性抜群です。
しっとりとした粉質のため、まぶたにしっかりフィットして目の下に落ちにくい点も優秀です。また、目周りのシワやくすみ、たるみなどのお悩みを悪目立ちさせにくいところも魅力です。
きらめきの上品さ★★★★★ フィット力★★★★☆ 肌なじみのよさ★★★★☆ 華やかさ★★★★☆ コスパ★★★★☆
(全20色うち限定2色 1.5g 税抜価格3,700円)
■ラメでぬれたようなツヤとドラマチックなきらめきを生む
プロ シングル シャドウ G10パールフェクション/クリオ
クリオは韓国のコスメブランドで、誰もが簡単にプロのメイクを再現できるような製品づくりをモットーにしています。こちらもパウダータイプのアイシャドウで、一見、両者ともによく似ていますが、きらめきの正体がラメであることがスックとの大きな違いです。
ぬれたようなツヤとドラマチックなきらめきで、かなり華やかな仕上がりになります。そのため、あまり広範囲に塗ったり量を多くすると、目元の悩みを悪目立ちさせる場合があります。
色は見た目ほどオレンジではなく、ピンクのニュアンスも感じるベージュです。少し粉飛びしやすいので、瞬きが多い人や目の大きな人はアイシャドウベースを使うことをおすすめします。
きらめきの上品さ★★★☆☆ フィット力★★★☆☆ 肌なじみのよさ★★★☆☆ 華やかさ★★★★★ コスパ★★★☆☆
(全22色 1,5g 税抜価格1,200円)
■「スック」&「クリオ」の比較
どちらも透け感のある発色で、色をのせるというより微かに色をまとったきらめきを肌にのせたような仕上がりになります。ドラマチック感やインパクトを求めるなら「クリオ」、繊細なきらめきやトーンアップを求めるなら「スック」がおすすめです。
今回ベースとして使用するアイシャドウは、「トーン タッチ アイズ 16染芥子/スック」です。この秋冬のトレンドカラーでもあるみかん色のアイシャドウで、「フロスト」と呼ばれるマットな質感です。
画像右から順に、みかん色のマットなアイシャドウである「トーン タッチ アイズ 16染芥子/スック」のみ、「トーン タッチ アイズ 16染芥子にトーン タッチ アイズ 12秋蛍を重ねたもの」「トーン タッチ アイズ 16染芥子にクリオのプロ シングル シャドウ G10パールフェクションを重ねたもの」です。
■大人女性がグリッターシャドウを使いこなすポイント
つやプラ世代がグリッターシャドウをうまく使いこなすうえでのポイントは、使用量をごく少量に留めて、少しずつ加減しながら重ねることです。また、まぶたの広範囲に使用するのではなく、普段のアイシャドウの中央部分にブラシでサッとのせることがおすすめです。
グリッターシャドウメイク
(1)ベースカラーをアイホール全体と下まぶたの目頭側にそれぞれ塗ります。
(2)ご紹介したどちらかのグリッターシャドウをアイホールの中央部分にブラシでサッとのせたら完成です。
今回は、デパコス「スック 」とプチプラ 「クリオ」のよく似たグリッターシャドウを徹底比較しました。ぜひ参考にしていただき、物足りなく感じるマスクメイクに華をそえてください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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