毎日忙しく過ごしていると、鏡に映る疲れた自分の顔におどろきを隠せないことがありませんか? 「身体は疲れているけど顔にまで」と感じた時は、メイクの力を借りて元気な顔をとり戻しましょう。
コスメコンシェルジュの筆者が実践している、お疲れ顔改善に導く簡単なアイデアとおすすめのメイクアイテムをご紹介します。
■ツヤ肌を仕込む
疲れている時は肌がむくんでいたりくすんでいる場合が多く、ツヤも感じられないと思います。
その肌状態のままファンデーションを塗ると、アラを隠したいがために厚塗りになりがち。メイク前のスキンケアで肌レベルをぐんと上げましょう。
蒸しタオルで肌の血行を良くしてからスキンケアをするとむくみが改善されやすく、肌のトーンアップが期待できます。この時、デコルテも蒸しタオルで温めるとより効果を実感しやすくなります。
スキンケアの仕上げにオイルを使えば、ほんのりとしたツヤ感を長時間まとうことができます。
アイディアルオイル/ファミュ
こちらのアイテムはサラッとしたテクスチャーなのでメイク前に使ってもヨレにくく、朝のスキンケアにとり入れやすいです。
「カメリアオイル」「オリーブ」「グレープシード」「ローズヒップ」などがブレンドしてあり、保湿性と肌なじみの両方にすぐれています。
「ゼラニウム」「サンダルウッド」「シダーウッド」のフローラル調の香りが、疲れた心も癒してくれますよ。
(30ml 税抜価格6,000円)
■明るい目元はアイカラー選びが重要
寒い季節はブラウンやボルドーのアイシャドウを使いたくなりますが、お疲れ顔にはNGカラーです。目元がパッと華やぐラベンダーやピンクなどの明るいカラーを選びましょう。
アイシャドウを塗る前にアイシャドウベースを塗っておくと発色が良くなり、色味も長持ちしますよ。
カネボウ アイカラーデュオ/KANEBO
こちらのアイテムは、しっとりとした質感のパウダーアイシャドウです。
画像カラー「11 Aura of Romance」はシアーなラベンダーカラーでまぶたを明るく見せ、キラキラとした大粒グリッターのゴールドが華やかさをプラスします。
時間がたってもくすまないラベンダーは、午後になると感じやすい目のしぼみをカモフラージュしてくれます。下まぶたのキワにもラベンダーを忍ばせておくと、筆者のような奥二重でもさりげなくアイカラーが引き立ちます。
(全18種(限定3種) 税抜価格2,300円)
■ブライトカラーのリップで口元を演出
マスクをする機会が増えてリップはあまり塗らないという声も多く聞きますが、お疲れ顔にノーリップだとさらに疲れた印象を与えてしまいます。
洒落っ気のあるブラウンリップはお疲れ顔の時にはいったんお休みし、コーラルカラーなど肌なじみの良いカラーを選びましょう。マットタイプの高発色リップだとマスクに色移りしにくく、安心感があります。
手持ちのリップを活かすなら、リップコートをとり入れてみても良いですね。
トーン ペタル エッセンス リップ/to/one
「ウチワサボテンオイル」と「フラワーエキス」を配合したリップスティックです。画像カラー「212 コーラル」はセミマットタイプで、保湿性と発色にすぐれたまろやかなテクスチャーです。
年齢を重ねてボリュームが減ってきた唇でも、ぽってりとした厚みのある唇に見せてくれます。ヘルシーな雰囲気が魅力のコーラルカラーなら、お疲れ顔を明るい印象へと導きます。
(全27色 税抜価格2,800円)
寒さやストレスを感じやすいこの季節。つやプラ世代はどうしても疲れが顔に出やすいですが、メイクの力を借りてハッピーな笑顔で乗り切りましょうね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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【参考】
※アイディアルオイル – ファミュ
※カネボウ アイカラーデュオ – KANEBO
※トーン ペタル エッセンス リップ – to/one