2021年01月16日

40•50代が使うべき「肌に優しいベースメイク」4つ

美容研究家
星ゆうこ

マスクの肌荒れ問題を経験している人は多いかと思います。肌への負担を少しでも減らすためにも、紫外線吸収剤不使用のファンデーションがおすすめです。

美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、お悩み別に「紫外線吸収剤不使用のベースメイクアイテム」を4つご紹介します。

■ベースメイクアイテムを選ぶポイント

敏感肌さんがベースメイクアイテムを選ぶポイントは以下の4つです。

（1）保湿効果や肌を整える機能、UV機能がしっかりある。

（2）肌に膜を作り、外的刺激から肌を守る。

（3）外的刺激を肌に付着させにくい、仕上がりがサラサラしているもの。

（4）クレンジングを使用しなくても石鹸で簡単に落とすことのできる低刺激のもの。

■ニキビができやすいという人に

CR ティンテッドジェルクリーム／ベアミネラル

2015年に、日本の主要な美容女性誌にて30種類のベストコスメを受賞した経験をもつ名品です。リニューアル後に増量され、水系成分が50％以上になったおかげでさらにみずみずしい使い心地になりました。

ジェルに色がついたようなテクスチャーはとても軽いつけ心地で、石けんでも落とすことができるのも嬉しいです。ニキビができにくい「ノンコメドジェニック処方」になっているので、ファンデーションを塗るとニキビができやすいという方は、こういったアイテムを選ぶようにしてみましょう。

BBクリームやファンデーション特有の皮膜感がない軽い使用感なのにうるおい感が持続し、ファンデーションが苦手だという人にも取り入れやすいアイテムです。
（全8色　35ml　SPF30 PA＋＋＋　税抜価格4,000円）

■マスクの摩擦が気になるという人に

スキンバリアBB／オサジ

できる限り肌負担の少ないナチュラルな成分で構成されている「オサジ」のコスメ。こちらのBBクリームは、ノンシリコンながら皮膚とマスクの間に1枚の膜をはっているかのような仕上がりになり、マスクとの摩擦を軽減する効果が期待できます。

また、紫外線や乾燥の他、大気汚染物質などの外的刺激からも肌を守ってくれるので、これから向かえる花粉の時期にもおすすめです。酸化の原因となる皮脂を吸収するので、さらっとした肌をキープしてくれるところも魅力です。

クレンジングに同じくオサジの低刺激リキッドクレンジングを使用したところ、もちもちとした肌を実感しました。画像上が01番（標準色）、下が02番です。
（全2色　30g　SPF35 PA＋＋＋　税抜価格3,500円）

■カバー力が欲しいけど肌荒れしやすい人に

モイストバリアBB／エトヴォス

これから迎える春のゆらぎ肌には欠かせない「セカンドスキン」を形成してくれるBBクリームです。

バリア機能をサポートする4種類の「ヒト型セラミド」と「オウゴン根エキス」「ドクダミエキス」を独自配合した”お守り植物エキスカクテル”が、日中の外的刺激から肌を守ってくれます。また、肌荒れが続いた後のくすみを補正をする「プルーン分解物」や「マンダリンオレンジ果皮エキス」も配合しています。

たった1本でベースメイクを完成させ、徹底的に肌を守り抜いてくれる強い味方です。肌の内側はしっかりとうるおっているのに肌表面はさらっとしているので、毎年1月くらいから肌荒れに悩まされるという筆者の友人や知人たちも手放せない模様です。筆者自身も「風が強かったり、今日は特に乾燥していそうだな」という時に使用しています。

ホコリなどが顔に付着しにくいと実感しており、石けんで落とせるところも魅力的です。
（全3色　30ml　SPF32 PA＋＋＋　税抜価格3,800円）