お正月料理の1つとしても数えられる「黒豆」を、いつも余らせてしまうという人もきっと多いですよね。大豆製品の1つでもある黒豆は、アンチエイジングに役立つ「大豆イソフラボン」の他、すぐれた抗酸化作用をもつ「ポリフェノール」を多く含むので、若々しさキープにおすすめの食材です。
ベジ活アドバイザーの筆者が、余らせてしまいがちな黒豆の活用法を3つご紹介します。
■アンチエイジング成分たっぷりの黒豆の栄養
黒豆の特徴でもある黒い色には、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれています。アントシアニンはすぐれた抗酸化作用をもつことから、アンチエイジングに役立つ成分です。腹部の脂肪沈着を抑えることもわかっています。
その他、骨の「カルシウム」を維持して健康を守る働きがある「大豆イソフラボン」も含まれており、若々しさを保つ食材としておすすめです。
■余らせがちな黒豆の活用法3つ
(1)つぶしてジャム代わりにする
すでに甘い味付けがされている黒豆に、新たな味付けは不要です。柔らかく煮こまれているので、フォークの背などでつぶしてディップ状にしましょう。ジャム代わりにトーストの上にのせてたり、ヨーグルトやアイスクリームの上にのせても美味しいですよ。
そのままでも美味しいのですが、マスカルポーネチーズと混ぜると絶品です。フランスパンの上にのせてオシャレな前菜として楽しんでみても良いですね。フレンチトーストやホットケーキにもおすすめです。
(2)煮汁は、スムージーやおしるこに
手作りで黒豆を煮ると、もてあましてしまうのが煮汁。ポリフェノールが溶けだした煮汁をそのまま捨てるのは、少しもったいない気がしますよね。
そのまま飲むのはむずかしいですが、甘みがあるのでスムージーやおしるこに加えてみてはいかがでしょうか。煮汁をあたためたものにゼラチンや寒天を入れてゼリーや羊羹にしても良いでしょう。旬の果物を加えたりしてアレンジしてみてください。
(3)スイーツやサンドウィッチの中身に
黒豆をマフィンやケーキの中にいれても美味しいですね。サンドウィッチやホットサンドの中身にしても良いでしょう。
黒豆は「食物繊維」がたっぷりと含まれているので、スイーツの罪悪感を消してくれるかもしれませんね。
アンチエイジングに役立つ成分がたっぷり含まれている黒豆。余ったらアレンジしていただき、若々しい身体を目指しましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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