「メイクは日々の楽しみだけど、今日は肌を休めたい、何もしたくない」という気分の日もありますよね。しかし、ノーメイクで過ごすことは肌にとってNGです。肌の老化を招く場合があります。
コスメコンシェルジュの筆者が、肌にやさしいノーファンデメイクをご紹介します。
■自宅にいてもノーメイクはNG!?最低限やるべきこと
「ノーメイク」と聞くと肌に良いイメージがありませんか? 「外出しない日は何もしたくない」「肌を休めるために、なるべくノーメイクの日を設けている」という声を聞きますが、それはNGです。
洗顔と保湿をすませた後にUVケアや下地を塗らないでいると、シミや乾燥を招く場合があります。
UVケアを怠らない
肌老化の原因として、80%は紫外線と考えられています。
炎症やシミの要因になる紫外線(UVB)は、肌表面にある表皮細胞やDNAを傷つけるなど、肌に悪影響を与えます。ハリや弾力低下の要因となる(UVA)は肌の奥の真皮にまで届き、未来の肌に悪影響を与えます。できてしまったメラニン色素にも作用するので、シミが目立つ場合もあります。
以上のことから、朝起きたらカーテンを開ける前に必ずUVケアをして、ファンデーションを塗らないノーファンデメイクの日は特に念入りにUVケアをしてください。この時、首(特に首の後ろ)まで塗っておくと、うっかり日焼け対策になります。
■肌にやさしい「ノーファンデメイク」とは?
ノーメイクはNGでも、「ノーファンデメイク」ならクレンジングが不要なので肌の負担を減らすことができます。
「ノーファンデメイク」とは、ファンデーションを使わずに仕上げるメイクのことです。ファンデーションを塗らないメリットは、以下になります。
・肌負担が少ない
・時短でメイクが仕上がる
・メイク崩れが気にならない
・カジュアルファッションにマッチする
仕事や家庭となにかと忙しい大人女性にとって、ノーファンデメイクは嬉しい限りですよね。
肌のトーンを整えるのがコツ
ノーメイクの日、「クローゼットや玄関に置いてあるミラーに映り込んだ自分を見て、ギョッとした」という経験がある人も多いのではないでしょうか?
ノーファンデメイクのとき、下地とコンシーラーを使い肌の雑味を消すだけでも、肌は途端にイキイキとして若見えします。下地でナチュラルに肌トーンを上げてシミをコンシーラーでカバーすれば、ふいに鏡を見てもがっかりしません。
■肌やさしいクレンジング不要orせっけんオフが可能なアイテム3選
(1)潤浸保湿 UVクリーム/キュレル
ノーファンデメイクのときでも欠かさず取り入れてほしいUVケア。
こちらは肌が敏感に傾いている時にも使いやすい濃厚なUVクリームです。消炎剤配合、アレルギーテスト&ノンコメドジェニックテスト済みです。
保湿力が高く肌がしっとりするので、筆者は乾燥や季節性の肌荒れをしている時によく使っています。クレンジング不要で、普段使っている洗顔料で落とすことができます。(30g SPF30 PA+++ ノープリントプライス)
※写真は旧パッケージです。
(2)24 ミネラルUVルミナイザー/24h cosme
光の反射効果により、シミが目立たなくなるツヤ肌下地です。色はベージュカラーですが、天然由来成分で作られているため石鹸オフが可能です。
クレンジングなどによる乾燥が気になるつやプラ世代におすすめの下地です。
(20ml SPF50+ PA++++ 税抜価格2,800円)
(3)UVシルクカバーパウダー/セザンヌ
カバー力がありSPF値が高いおしろいですが、クレンジング不要で石鹸で落とすことができます。プチプラとは思えないしっとりとした粉質で、仕上がりはセミマット。
乾燥が気になるからとパウダーをさけている人でも使いやすいです。
(全3色 10g SPF50 PA++++ 税抜価格680円/詰め替え560円)
使用するアイテムをすべて石鹸オフコスメにすれば、肌への負担も少なくなります。ノーファンデメイクを、ぜひお試しください。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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【参考】
※紫外線がもたらす肌への影響とダメージ – SK-II
※潤浸保湿 UVクリーム – キュレル
※24 ミネラルUVルミナイザー – 24h cosme
※UVシルクカバーパウダー – セザンヌ