ひとつ結びはシンプルなヘアスタイルなので、位置次第でかわいらしい印象になるかと思えば、一歩間違えると老け見えにもつながったりと、イメージが変わりやすいヘアアレンジです。
ヘアメイクの筆者が、大人に似合うひとつ結びの位置の決め方と、簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。
■大人に似合う横顔バランス
ひとつ結びをする時に、多くの人はささっと下の位置で結ぶと思います。ですが、基本的に横顔が最も美しく見えるひとつ結びのバランスは、両耳のトップ（イヤツーイヤー）の位置をつないだ高さといわれています。
ひとつ結びの高さで印象は変わる
シンプルなので下の方で束ね過ぎると地味になりやすく、かといってポニーテールのような上すぎる位置だと若すぎる印象を与えます。
両耳のトップの高さを覚えておいて、横顔美人になりましょう。
■ヘアゴムだけでできる大人のひとつ結び
（1）髪全体にスタイリング剤をつけて（毛量が多い方は髪の内側にもつけましょう）、手ぐしで耳と耳をつなぐ位置でひとつに束ねます。ゆるまないように、しっかりとキツめに縛ることがポイントです。
（2）頭部の毛束を、頭の中心に対して放射線状に引き出して凹凸をつくり、頭の形がキレイに見えるようにバランス良く引き出し、立体感を出します。
（3）ゴムを髪の毛で隠します。表面のゴムを1本引き上げて、指を入れておきます。毛束を少しとり、ゴム部分に巻き付けます。
（4）ゴムが隠れるだけ巻き付けたら、巻いた毛束を引き上げたゴムに通して、毛束を巻いた方と反対方向に軽く引っ張り、下に引っ張ってギュッと締めると留まります。毛束を馴染ませたら完成です。
■ピン1本で完成！ひとつ結びアレンジ
（1）毛束を三つ編みにします。
（2）三つ編み部分の髪を引き出して、ルーズに崩します。髪が短い方はバランスを見ながら行ってください。毛の長さや量に応じて引き出す量を調整しましょう。
（3）結びめに毛束を巻きつけます。ピンで縫うように留めたら完成です。
ピンはアメピンでOKです。毛量が多い方は、ピン一本で留めるのが難しい方もいらっしゃるので、ヘアクリップやコームを使うのがおすすめです。
とても簡単におしゃれなヘアスタイルができるので、ぜひ挑戦してみてください。
（ヘアメイクアップアーティスト rika）
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