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白髪が目立たず洒落見え!大人こそ挑戦したいブリーチカラー

ヘアメイク
Mayu

筆者は普段、美容師として働いていますが、ご来店されるお客様のオーダーで最近増えているのが「ブリーチ」を使った施術です。ブリーチと聞くと若い頃に経験したという方もいらっしゃると思いますが、世代的に”傷む”イメージしかなかったように感じます。

ブリーチカラー

ですが、ブリーチも昔と比べて進化し、傷みにくい方法もあるため、挑戦しやすい施術になってきました。美容師の筆者が、ダメージレスなブリーチで白髪もぼかせる「お洒落デザインカラー」をご紹介します。

■「ブリーチ」は幅広い年齢層に人気

最近では、「ブリーチオンカラー(ブリーチの後に色味を入れること)」が、主流のカラーメニューのひとつとなりました。なんとなく若い世代のヘアメニューに感じますが、実は幅広い年齢層に人気のメニューとなっています。

「お洒落を楽しみたい」という方はもちろん、白髪ぼかしでブリーチを選ばれる方もいらっしゃいます。なぜブリーチが白髪ぼかしになるかというと、ベースになる髪の色が明るければ明るいほど白髪との対比が少なくなり、伸びてきた白髪が目立ちにくくなるからです。

逆に髪を黒く染めていると、白と黒は反対色になるため、白髪が伸びてきた時にハッキリとラインが出て目立ってしまいます。そのラインを気にされて、明るめの白髪染め(カラーレベルの7くらいまで)を選ぶ方もいらっしゃるくらいです。

特に最近はマスク生活が続くため、メイクで楽しむ幅が少なくなり、ヘアに重点を置いてお洒落を楽しんでいる方も多いのです。いつものマンネリ化したカラーを打破して、お洒落なこなれ感ヘアに挑戦してみませんか?

■ダメージを軽減させる進化したブリーチ

ブリーチを使用する際に気になるのは、「髪の傷み具合」と「派手さ」だと思います。

「ブリーチ=金髪」「金髪=派手」というイメージがありましたが、ここ10年くらいでブリーチのイメージはどんどん変わり、ブリーチオンカラーも主流になってきました。そのため最近は、「髪色を楽しむためのベース作りといった、過程段階での施術」というイメージが強くなってきたように感じます。

髪の傷みに対応するという点において美容業界も進歩し、ブリーチをするためのケア剤も多数の美容商材メーカーから発売されています。

写真は一部のケア剤になりますが、ブリーチ前に塗布することによりブリーチ後のダメージを軽減させる効果が期待できます。ケア剤の多くは美容室での専売品になってしまいますが、ケア剤を使用することで髪のお悩みが増えるつやプラ世代にもブリーチを抵抗なく楽しめるようになったと思います

写真は一部のケア剤になりますが、ブリーチ前に塗布することにより、ブリーチ後のダメージを軽減させる効果が期待できます。ケア剤の多くは美容室での専売品になりますが、ケア剤を使用することで、髪のお悩みが増える40代以降でも、ブリーチを抵抗なく楽しめるようになりました。

大半の美容室で扱っている商材ですので、髪の傷みが気になる方は、「ケアブリーチ希望」と美容室で伝えてみてください。

■つやプラ世代におすすめ!ブリーチを使ったデザインカラー

ここ半年くらいのデータをもとに、筆者の働く美容室での人気ベスト3位をご紹介します。もちろん、他の美容室でも人気の高いヘアメニューになりますので、ぜひ参考にしてください。

第3位:インナーカラー

インナーカラー

インナーカラーとは、髪の内側を染めるカラーのことです。内側の部分をブリーチし、そこに色を加えます

髪を耳にかけたり毛先を動かすように巻いたりした時に、さりげなく内側からのぞくインナーカラーはお洒落です。「派手になりすぎるのは嫌だけど、デザイン性の高いカラーをされたい」方や、「普段は白髪染めをしているが、アクセントが欲しい」方などに大人気のメニューとなっております。

第2位:グラデーションカラー

グラデーションカラー

グラデーションカラーとは、根元は暗めで毛先に向かってトーンを明るくしたり、色味をプラスするカラーのことです。「全体的に動きを出したい」という方に大人気で、「根元はしっかり白髪を染めたいけれど、毛先は動きを出したい」という方にもおすすめのメニューです。

グラデーションカラーですと、オンブレ(毛先を根元よりも明るく染めること)やバレイヤージュ(ハイライトとグラデーションを混ぜたようなカラー)などがありますので、どのようなグラデーションカラーにしたいのか、担当の美容師さんに相談されると良いでしょう。

第1位:ハイライト

ハイライト

ハイライトとは、部分的に明るい部分を作り、全体的に立体感を出すカラーのことです。ワンカラー(1色で全体を染めること)よりも動きが出しやすいため、人気のヘアメニューです。

あまり派手にしたくない方は、トップのみにハイライトを入れたり、結んだ時に髪の表面に見える位置などに入れてお洒落を楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。

ハイライトも種類があり、普段白髪染めをされている方に大人気の「マイクロハイライト」というメニューもあります。その名の通り、「数ミリ単位のハイライトを入れていく」技法になり、白髪ぼかしとしてされる方が多いです。

こちらは、マイクロハイライトをされた方の画像です。数ミリの細かいハイライトを全体的に施術することで立体的なスタイルになり、伸びてきた時も白髪とのラインがぼけて、目立ちにくくなります

こちらは、マイクロハイライトをされた方の画像です。数ミリの細かいハイライトを全体的に施術することで立体的なスタイルになり、伸びてきた時も白髪とのラインがぼけて、目立ちにくくなります。

白髪を目立たないようにしながらお洒落を楽しむことができる、ブリーチを使ったデザインカラー。ぜひ挑戦してください。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

 

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