さあもう1年ももう終わり。新しい1年のスタートが間近です。この時期ぜひオススメしたいことがあります。それは、お子さんの勉強への頑張りを認めてあげること。そうすることで、達成感もわき、自分から勉強するやる気が湧くからなんです。では、達成感をどうしたら認めてあげられるか、いくつかその方法をご紹介します。
■「できるようになった」ことは、小さなことでも紙に書き出す
頭の中で思い描いていると意外と相手には伝わらないもの。そこで、できたことを紙に書き出してみましょう。書き出すのは親御さんとお子さん自身両方で行うといいでしょう。そのほうがお互い気付かなかったところまで気づけるからです。書き出す際のポイントは、どんなに小さなことでも、「できるようになった」ことは書き出すこと。ジャンルは勉強でもお手伝いでも構いません。だってそれは、もしかしたら、それがお子さんにとっては苦手なものかもしれません。書いて「見える化」することで、より達成感を味わいやすくなります。
■シールなどを使って、特別感を演出
「できるようになったこと」もののなかでも、特に難しいものだったり、何度も間違えたけれど、なんとかできるようになったことだったり、そんなお子さんが苦労したこと、特に頑張ったことに対しては、その部分に親御さんがシールをはるなどして特別感を出してみましょう。シールはキラキラしたものだったり、お子さんの好きなキャラクターのものがオススメ。シールは、勉強ならば、その問題やテキストに貼るといいでしょう。お手伝いなどであれば、リビングなど見えるところに紙を貼って書き出し、そこに貼るといいでしょう。こうすることで、ほかのものと差別化ができるうえ、その特別感が、難しいものにも取り組む意欲につながります。
■家族全員が見えるところに「できるようになったこと」を貼りだす
それに取り組んでいた本人と、それを見ていた人(例えば母親のあなた)以外の誰かからほめられると、嬉しさが何倍にもなります。この効果を利用して、お子さんができるようになったことをリビングなど、家族がいて、それが見えるところに貼り出してみましょう。ほかの誰かがそれを見て、ほめてくれることで、お子さんのやる気が何倍にもなるはずです。
(ライター・長岡宏江)
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