ティータイムやお茶会などで紅茶を飲むことは多いですよね。紅茶はそれだけでもおいしく飲めるけど、ミルクを入れればミルクティー、ココアを入れればミルクココア、レモンを入れればレモンティーなど、さまざまな食材と組み合わせればより楽しさがふくらみます。こんな風に紅茶の楽しみ方は人それぞれですよね。今回はミルクティーよりもまろやかで、コクのあるロイヤルミルクティーのアレンジレシピを3つご紹介します。
■美容にうれしい!紅茶に含まれる成分の効果
研究が進み、美容や体にうれしい紅茶の効果が明らかになっています。フラボノイドは紅茶に含まれるポリフェノールの一種です。体のサビ(老化)や活性酸素を除去する抗酸化作用のほか、血管・血流を改善するという好影響もあると言われています。フラボノイド以外に代表的な成分といえばテアニン。アミノ酸の一種で気持ちがリラックスして頭がスッキリする、集中力が高まるという作用が期待されています。カフェインは、体内にある脂肪の燃焼が促されると言われていることから、ダイエット効果も認められていますね。また、フッ素はミネラルの一種で、虫歯予防にも重宝されています。
それでは、ロイヤルミルクティーのアレンジ方法を3つご紹介します。
■ペッパーロイヤルミルクティー(2杯分)
ミルクティーの中にちょっぴり刺激を。シナモンやナツメグを加えると、さらにスパイシーなチャイになりますよ。
<材料>
・紅茶ティーバッグ 3袋
・牛乳 200cc
・水 200cc
・ブラックペッパー 小さじ1
<作り方>
(1)手鍋に牛乳と水を入れて火にかける。
(2)ティーバッグはあらかじめ熱湯(分量外)に浸しておく。
(3)(1)が沸いたら火を止めて、2のティーバッグを液体ごと加え、ブラックペッパーを加えて完成。
■ミントロイヤルミルクティー(2杯分)
夏におすすめ! ミントの香りがひろがるフレュシュな味わい。
<材料>
・紅茶ティーバッグ 2袋
・牛乳 200cc
・熱湯 100cc
・ミントの葉 7、8枚
・ハチミツ 大さじ2
・氷 お好みで
<作り方>
(1)ティーバッグに熱湯を注いで4倍の濃さのホットティーをつくる。その時にミントの葉と一緒にいれて蒸らす。
(2)氷をたっぷり入れたグラスに冷たい牛乳を半分ぐらいまで入れる。
(3)(1)のホットティーにハチミツを入れてよく混ぜてから、(2)のグラスに注いで完成。飲む時はよくかき混ぜてください。
■桜ロイヤルミルクティー(2杯分)
桜の香りが春の訪れを印象づけてくれます。
<材料>
・紅茶ティーバッグ 3袋
・牛乳 200cc
・水 200cc
・桜の塩漬け 3、4片
<作り方>
ペッパーロイヤルミルクティーと同様の手順で、最後に水洗いした桜の塩漬けを加えて3分ほど蒸らして完成。
いかがでしたでしょうか。紅茶の効果を実感するには毎日継続することが重要ですが、紅茶はいつでもどこでも手軽に味わえるので、何回飲んでも飽きないですよね。ミルクを加えればリッチ感もアップして幸せな気持ちが膨らみます! ぜひ、おしゃれにアレンジしてみてください。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティーヘルスライター 町山町子)
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【参考】
※テアニン_成分情報 – わかさ生活
※ 斉藤由美著(2015)『一杯のティーからひろがる 幸せ時間』(日本文芸社)