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知らずに上級者アイテムを選んで失敗?眉メイクNG/OKアイテム

メイクアップアドバイザー
伊早坂美裕

マスク着用がスタンダードとなり、眉の良し悪しが顔の印象を大きく左右するようになりましたが、「眉がうまく描けない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

その原因、実は、「上級者向きのアイテムを選んでいる」「使用しているアイテムが適切でなく、うまく使いこなせていない」という、アイテム選びに問題がある場合が多いのです。

眉メイクに悩む女性

メイクアップアドバイザーの筆者が、アイブロウメイクに自信のない方には不向きのNGアイテムと、おすすめのアイテムをご紹介します。

■眉メイク初心者にNGのアイテム&おすすめのアイテム

アイブロウパウダー

NG:チップ型のパウダー

NG:チップ型のパウダーを使う

アイブロウペンシルとセットになっていることが多いチップ型のアイブロウパウダーは、パウダー量のコントロールがむずかしく、カラーも一色で濃淡が付けづらいので、おすすめできません。立体感のない、のっぺりとした眉に仕上がりやすくなります。

ブラシと比べると、眉毛の奥までパウダーが入り込まず密着力に欠けるので、持ちもあまりよくないのが特徴です。

OK:パレットタイプのパウダー

OK:パレットタイプを使う

アイブロウパウダーは、パレットタイプを使いましょう。より自然で立体感のある眉に仕上げたい場合は、カラーが3色以上セットされているものが適しています

眉頭から眉尻に向かってだんだんと濃くなるように、グラデーションを意識して描いていきましょう。眉頭にしっかりと毛が生えている場合は、眉頭にはパウダーをのせなくてもOKです。

アイブロウブラシ

NG:アイブロウパウダーの付属ブラシ

NG:アイブロウパウダーの付属ブラシを使う

アイブロウパウダーに付いている付属のブラシを使用している方が多いと思いますが、実は付属ブラシはNGアイテムです。

付属ブラシは持ち手部分が非常に短いため、力が入りやすくなります。そうすると、パウダーをのせる際に圧が掛かりすぎて、パウダーがぼてっとついてしまい、パウダーのふんわり感を表現できません。

張り付けたような眉に仕上がりやすくなるので、心当たりのある方はブラシを見直してみましょう。

OK:持ち手の長いアイブロウ用ブラシ

OK:持ち手の長いアイブロウ用ブラシを

付属のブラシではなく、持ち手の長いアイブロウ用のブラシであれば、圧のコントロールがしやすくなります

プチプラのブラシでもOKなので、試してみてください。

ブラシのタイプもさまざまですが、おすすめは幅広で毛量のあるタイプのブラシです。このタイプのブラシは、パウダーをブラシに含ませたら、眉にポンポンとスタンプするような感覚で眉を描くことができます

ブラシのタイプもさまざまですが、おすすめは幅広で毛量のあるタイプのブラシです。

このタイプのブラシは、パウダーをブラシに含ませたら、眉にポンポンとスタンプするような感覚で眉を描くことができます。また、パウダーをブラシに含ませたら手の甲などで余分な粉を落とすことで、より自然な毛量を表現できます。

眉尻はアイブロウペンシルでシャープに仕上げると、やわらかさがありながら品のある眉になり、40・50代にふさわしい雰囲気になりますよ。

アイブロウペンシル

NG:芯が太い・楕円系・斜めカットのアイブロウペンシル

NG:芯が太い・楕円系・斜めカットのアイブロウペンシルを使う

アイブロウペンシルの形状も、眉の描きやすさに大きく影響します。アイブロウメイクが苦手な方が、芯が太いものや楕円型、斜めカットのペンシルと使うと、肌に触れる面積が広くなって、繊細さが求められる眉尻をうまく描くことができません

また、濃くはっきりとした仕上がりになりやすく、「いかにも描きました」というような、主張の強い不自然な眉になってしまいます。

OK:芯が丸形で、ほどよい太さのペンシル

OK:芯が丸形で、ほどよい太さのペンシル

芯が丸形で、ほどよい太さのペンシルが、一番扱いやすいのでおすすめです。毛を1本ずつ書いていくようなイメージで少しずつ書き足していくことが、失敗しないコツです。

アイブロウペンシルの扱いに慣れてきたら、より繊細な眉尻に仕上げることができる「極細のアイブロウペンシル」に挑戦してみましょう。

使うアイテムを変えるだけで、アイブロウメイクは大きく変わります。苦手だと諦めずに、いろいろな方法やコスメを試してみてくださいね。

(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)

 

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