あるだけで老けて見えてしまう目の下のクマは、コロナ禍でスマホやPCを長時間使用する環境に加え、睡眠障害などによる血行不良も加わり、40代・50代でお悩みの方が多いエイジングサインのひとつです。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40・50代のクマへのアプローチ方法と、おすすめ商品をご紹介します。
■40・50代のクマには「複数のアプローチ」が必要
クマにも血行不良による青クマ、色素沈着による茶クマ、たるみによる黒クマといった種類があります。40・50代のクマはどれかひとつであることよりも、いくつかのクマが混在しているケースの方が多々あります。
そのため、クマの種類の見極めが難しい場合は特に、複数のアプローチを加えていくことをおすすめします。
蒸しタオル、マッサージなどで血行促進を
習慣にしたいのが、血行を促進するケアです。
蒸しタオルやアイマスクなどで温めたり、アプリケーター付きのアイクリームなどでマッサージしたりすることもおすすめです。スマホやPCを連続して長時間使用するのを控え、目を休める時間を作ることも大切です。
摩擦を避ける
目元の皮膚は特に薄いため、摩擦を避けることが大切です。クレンジングの際は、コットンに含ませたリムーバーを20秒程度当ててメイクとよくなじませ、拭うように優しくオフしましょう。
そのほか
茶色っぽく色素沈着している場合は美白ケアを取り入れる、指で目の下を軽く引っ張ると消える黒クマの場合には目元のコラーゲンを強化する、ケアやマッサージでむくみを解消する、といった対策も必要です。
このほか、夜になると少し照明を落として静かに過ごし、就寝時間の1時間前までには遅くともスマホの使用は控えるといった生活習慣の見直しを行い、睡眠の質を高めましょう。
■マッサージしながらエイジングケアを行いたい方に
カプチュール トータル セル ENGY アイ セラム/ディオール
2つの特許を取得した波型のアプリケーターが内蔵されたアイセラムです。マッサージしながらアイセラムを綿密に塗布しつつ、その効果を高めてくれます。
また、柔軟に稼働するネックがあらゆる目の形に絶妙にフィットするので心地よく、目元がすっきりとしてなめらかに整います。使い続けることで潤いと明るさに満ちたハリのある目元へと導きます。
保湿力 ★★★★★ のび ★★★★★ ハリ ★★★★★ ベタつき ★★★★★ コスパ ★★★★★
(20ml 税込9,900円)
■ケアしながらカバーも求める方に
イルミネーティング アイクリーム/ローラ メルシエ
クマやまぶたのくすみだけでなく、小じわも偏光パールの輝きでカバーして、明るく艶やかに整えてくれるアイクリームです。使い続けることでふっくらとしたハリのある目元へと導きます。
ピンク色のクリームには適度な硬さがあり、肌にピタッと密着します。乾燥しがちな目元をしっとりと潤し、メイクのりをよくしてくれる効果もあり、アイメイクも映える目元に仕上がります。
保湿力 ★★★★☆ のび ★★★★☆ ハリ ★★★★☆ ベタつき ★★★★★ コスパ ★★★★☆
(15g 税込7,040円)
■美白とシワ対策を同時に行いたい方に
リンクルホワイトエッセンス/オルビス
シワ改善・美白の有効成分として認可された「Wナイアシン」を配合した、これ1本でシワ改善とシミ予防ができる高機能美容液です。
Wナイアシンは、真皮のコラーゲン産生を促進させることで目元のたるみにもアプローチし、メラニンの生成を抑制することで、色素沈着が気になる目元も明るい印象へと導きます。
白色のエッセンスは、みずみずしくのびやかなテクスチャーで、目元だけでなく全顔に使用できます。ベタつかないのでメイクの邪魔をしないのも◎です。
保湿力 ★★★☆☆ のび ★★★★★ ハリ ★★★☆☆ ベタつき ★★★★☆ コスパ ★★★☆☆
(30g 税込4,950円 医薬部外品)
以上、40・50代のクマへのアプローチ方法とおすすめ商品をご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、ケアを行い、明るい目元で素敵なアイメイクを楽しんでください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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【参考】
※カプチュール トータル セル ENGY アイ セラム − ディオール
※イルミネーティング アイクリーム − ローラ メルシエ
※リンクルホワイトエッセンス − オルビス