年齢を重ねるにつれ、顔にもさまざまな変化が起こるもの。なかには、顔が大きくなったと感じる方も少なくありません。
美容ライターでコスメコンシェルジュの筆者が、加齢によって顔の大きさが気になる原因とシェーディングによるお悩み解消術をご紹介します。
■加齢で顔が大きくなるのはなぜ?
加齢で顔が大きくなったように感じる背景には、以下のようにさまざまな要因があります。
・ハリが低下し、皮膚がたるんで顔の面積が広がったように見える
・頬が下がって、顔の下半身が重たい印象になる
・フェイスラインから首にかけてのシルエットがぼやけて太く見える
・眉が薄くなり、顔のメリハリが弱まってのっぺりと見える
・まぶたが下がり、たるんだ印象になる
・髪が薄くなり、額が広く見える
さまざまな要因が絡み合っていることも多く、年齢を重ねると顔が大きく見えやすくなるといえます。
■誰でもできる!すっきり顔に導くシェーディング術
顔が大きく見える理由はさまざまなため、根本的な解決はむずかしいこともあります。そこで、印象を変えたい方はメイクの力を活用してみてはいかがでしょうか。
とくにおすすめなのが「シェーディング」。簡単に顔をすっきりさせることができます。
3の字塗り
シェーディングにはさまざまな方法がありますが、むずかしく考えると抵抗を感じてしまうこともありますよね。
まずは、誰でも簡単にとり入れられる「3の字塗り」を試してみてください。
(1)こめかみの少し上から頬骨に向かって、ブラシを滑らせます。
(2)頬骨から耳横にブラシを運び、エラを通ってあご下に滑らせます。
(3)フェイスラインに向けてシェーディングをぼかします。
額やあごを小さく見せたいといったように3の字だけでは物足りない場合は、余白を削りたい部分にシェーディングを足してもOKです。
このように、シェーディングを入れるだけで顔の面積がぎゅっと狭くなったような印象に仕上がります。陰影の効果で小顔に見せることができます。
加齢に悩みはつきものですが、メイクの力で印象を変えることができます。シェーディングを活用して、引き締まったフェイスラインを楽しんでください。
(コスメコンシェルジュ 古賀 令奈)
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